【レバレッジ~詐欺師たちの流儀】NLPを学ぶのに意外と勉強になりました!
こんにちは!オーサムです。
少し前に心理学にハマっていた頃。
中でも「NLP(神経言語プログラミング)」について大変興味があって、よく本を読みあさっていました。
しかし本だけでは飽き足らず、映画か何かで心理学やNLP(神経言語プログラミング)に触れている作品があればと思いHuluで探してみたところ、
私の要望にドンピシャで、なおかつかなり面白かった作品が、今回紹介する海外ドラマ『レバレッジ~詐欺師たちの流儀~』です。
実はわたくし、こう見えても福祉のお仕事をしていまして、NLP(神経言語プログラミング)は仕事柄、お客様との円滑な関わりを築くためにと思い学んでいました。
本作では、NLP(神経言語プログラミング)を活用して相手に特定のキーワードを刷り込ませて事件を解決するシーンがあるなど、人間の心理を上手に動かす方法が学べて非常に勉強になりました。
というのも、NLP(神経言語プログラミング)について色々と学んだあと私も見よう見真似で仕事で実践してみたところ、
ギクシャクしていた人間関係もあっさりと解決することができたんです。
人を相手にする仕事ですから、相手によっては私に対して苦手意識をもっていたり、逆にすぐに信頼していただく人もいます。
お互い育った環境や関わってきた人も違いますから、価値観等にズレが生じるわけです。
アルベルト・アインシュタインの「常識とは成人になるまで集めた偏見のコレクションである」じゃないですけど、ホントその人にとっては常識に思えても、価値観等が違えば非常識にしか見えないのです。
普段は思いませんが、円滑な人間関係を築くのが難しいときは、ホント何やっても難しいと感じます。
でもNLP(神経言語プログラミング)の学びを通して、相手とコミュニケーションを行うにしても言葉の投げかけ方や言葉遊びに幅が広がりました。
どんな相談でも承ります!ってな感じで、仕事中はいつもスタンバイしてます。(笑)
さて私のプライベートの話はここまでにして、本作に触れた内容を少しは話していきたいと思います。
予告動画
あらすじ
誠実な保険調査員のネイサン・フォードは、自身が長年務める保険会社・ISYから「無駄だ」という理由で治療費の支払いを拒否され、一人息子のサムを亡くす。
数年後、会社を辞めアルコールに溺れていた彼の元に、とある依頼が舞い込む。
その依頼を機に、ネイサンは一流の詐欺師達を集結させ会社を立ち上げた。
自分と同じく悪徳権力者から酷い仕打ちを受けた人々を救う為に、そして、息子を死に追いやった悪徳権力者を見つける為に、それぞれの分野のエキスパートである仲間たちと報復(Leverage)を開始する。
感想
こちらの作品は、理不尽なことが原因で騙された人たちのために、正義の名のもと詐欺師たちが次々と悪い奴らをやっつけていく話になります。
それと「ウォーキング・デッド」や「ブレキング・バッド」、「ゴシップガール」などの海外ドラマとは違って、話が1話づつ完結していくスタイルになります。
ですので、シーズンを追うごとにどんどん話の先が気になるというよりかは、その都度事件が解決するため案外さっぱりと観ることができます。
本作に引き込まれた理由について少し考えてみましたが、やはり本作に登場する人物一人ひとりの個性が魅力的だったからとしか言いようがありません。
どんな人物なのかというと、
エントリーナンバー①番:ネイサン・フォード(Nathan Ford)
チーム・レバレッジのリーダー。
依頼者の事件を請け負うかは、まず彼が相談を受けてから決めるのが基本。
頭脳明晰で、チームではブレーン(脳)的な役割を果たす。
彼にかかれば、どんな事件でもたちまち解決。
無駄のない計画性は、三国志でいう諸葛亮。
たとえ事件中に計画が狂ったとしても、お得意のシュミレーションですぐさま軌道修正。
ときどき破天荒な行動を起こしますが、そんな彼の元彼女&お世話役のソフィーによってチームも彼の心もバランスが保たれている。
そんな彼ですが、かつては大手保険会社IYSの敏腕調査員でした。
しかしとある日、難病を患った8歳の息子の保険金がIYSから認められず、何もできないまま亡くしたという悲しい過去を持っています。
そのことがショックで会社を辞めたあとは毎日酒に溺れてしまい、妻のマギーから離婚を切り出され逃げられてしまうことに。
作中では、息子に関する話になると激怒したり自棄になったりすることがあります。
そのため、ときどき冷静さが欠落し判断が鈍ってしまうことがあるため、チームの危機を招くことも。
狙った獲物はあの手この手を使って必ず追い込んでいくことから、仲間だったらいいものの敵に回すと1番厄介になりそうな存在ですね。
それとライバルのジェームス・スターリングとの戦いは、作中の1番の見どころでもあります。
エントリーナンバー②番:ソフィー・デヴェロー(Sophie Deveraux)
チーム・レバレッジのお世話役?
ペテン師でその実力は、6ヶ国語を話せてそれ以外の外国語を真似する事が出来るだけでなく訛りまでコピーし、一瞬で他人に成りきる事が出来る天性の才能の持ち主。
作中ではお得意の心理学を活かしてビジネス・パートナーを装い数々の相手を騙すなど、接近していとも簡単に相手を欺く。
しかしその傍らレバレッチを結成する前は、舞台女優として働いているがその演技力はエリオット達を困惑させる程の大根役者。
ネイサン同様、観察力が鋭く、頭の回転も早いため、ネイサンがチームのリーダーとして機能していない時は代わりにリーダーになり指揮をとることも。
ネイサンとは過去に何かあったようで、今でも彼に対して好意をもっている。
そのため勝手に自首したネイサンの行動に怒り、ネイサンにのみ本名を教えないという行動を取ったことから、ソフィーは偽名の一つと思われる。
多くの男性が手の内で転がされる様をみて、女の人って本当に怖いと感じました。
エントリーナンバー③番:エリオット・スペンサー(Eliot Spencer)
チーム・レバレッジでは戦闘員を務め、仲間の身の安全を守るのが役目。
武術に長けており、現場に出て犯人と戦うことが最も多い。
チームの中で禁止されている人を殺める行為をただ一人許されているが、ソフィーからはあまりいいようには思われていない。
戦闘は武器を使わず自らの拳で戦うなど根っからの武闘派。
武術に関しては人一倍情熱を持っていて、機械オタクのハーディソンとは性格的な部分でウマが合わないこともあり、危険な任務中であっても頻繁に喧嘩をすることが多い。
チームの中では潜入先での情報収集も担当していて、任務中に料理人を務めるなど料理が得意な一面もある。
過去に婚約者が居たが、仕事によるトラブルで長らく監禁されていたことにより、誤解されたまま破局した過去を持つ。
しかし後に、依頼者となった元婚約者と再会して和解する。
チームいちイケてる男&プレイボーイ。
肉食男子好きの女の子は、虜になること間違いなし。
エントリーナンバー④番:アレック・ハーディソン(Alec Hardison)
実力のあるハッカーで、チーム・レバレッジでは主にコンピューター関係のハッキングに携わる。
ピンチな状況になればなるほどばか力を発揮する性格だが、本人は認知しておらずどんどんネガティブな思考が働く傾向にある。
レバレッチの仲間たちによって勇気づけられるが、特にパーカーからの声援が心に響くことが多い。
いとも簡単に様々なデータベースへの侵入や誤作動を起こすことができることから、仲間たちの信頼は厚い。
任務では現場よりも本部や車等で待機することが多い。
機械オタクで格闘に関しては全くの素人だが、たまたままぐれ勝ちしたときは調子にのるなどレバレッジいちのお調子者。
パーカーと任務に携わることが多く振り回されている一方で、境遇が似ていることから次第にパーカーへ好意をもつようになる。
本作でハーディソンが、「これからはオタクの時代だ!」と、セリフを言うシーンがありますが間違いないです。
ハーディソンぐらいの能力があれば、今ごろ現実世界でお金持ちになっているだろうな~。
うらやましいっす!
エントリーナンバー⑤番:パーカー(Parker)
彼女に任せれば、この世で盗めないものはないというほどスゴ腕の泥棒。
もちろん、チーム・レバレッジでは泥棒役を務める。
そのほかエリオット同様、潜入先での情報収集も行う。
幼い頃から泥棒としてのイロハを叩き込まれ、あらゆるセキュリティー・システムを簡単に潜り抜けていく。
運動神経は抜群で、躊躇することなく高層ビルから飛び降りたり、狭いところに平気で潜り込む。
見た目の可愛らしさとは違って危険が大好きな破天荒な性格だが、仲間以外の他人と接するのが苦手で感情表現も乏しい。
ぶっきら棒な話し方や、本音をポロッと言ってしまうことがあるため相手を怒らせてしまうことが多い。
過去に最愛の弟を事故死で亡くしているが、死の原因は自分にあると密かに罪悪感を抱いている。
作中でハーディソンが女性と親しくする姿を見て、無自覚に嫉妬する行動を見せていることから、パーカーもまたハーディソンに対して好意を抱いている。
こんな可愛らしい子が彼女だったら羨ましいですね。
ハーディソンが憎い~。(笑)
てな具合で、以上が個性的な主要メンバーになります。
やり手のリーダーを筆頭に、ペテン師や戦闘員、それにハッカーに泥棒と世界最強の詐欺集団がこれでもかというほどスクリーンで暴れまくります。
ときにはピンチになってヒヤヒヤする場面がありますが、彼らはちょうどよくバランスが取れていて無駄がまったくありません。
リーダーのネイサンがチーム一人ひとりの才能を見出し、得意な仕事を振り分けて任せているわけですが、苦手なことは周りのみんなでカバーしていけば効率よく仕事が行えます。
それにメンバー一人ひとりの能力もそうですが、やはり信頼関係なくしては最高の仕事はできません。
それを熟知しているネイサンは、人を使うことが上手すぎます。
彼らをまとめるのはよほどの力量があるか、それともよほど器が大きくなければ普通は無理です。
個性が強い部下をもつ上司で、大変苦労されている方は多いのではないでしょうか。
そのような方は、ぜひネイサンの動きや言葉遣いに注目しながら観てほしいと思います。
とくかく彼らから学ぶことは多くありますので、時間のある方は視聴してみてください。
見どころポイント
ハーディソンとパーカーの恋の行方は?
作中では悪党退治以外にも、恋の進展についても大変気になるところです。
奥手なハーディソンを見るたびに、もっと男らしくアタックしろよ!と激を入れたくなるほど、ハーディソンは今で言う草食男子です。
パーカーもそうなんですが、相手に対して感情を表現することが苦手なんだろうけど、2人を見てるとなんともじれったい。
Huluでは現在シーズン4までしか観れないため、彼らの恋の行方がわからないのですが、最後はハッピーエンドで終わって欲しいと思います。
ネイサンと父親との親子関係が泣ける
シーズン3の第9話「偉大なるジミー・フォード」に登場するネイサンの父親。
父親は過去に裏社会で名の知れた人らしく、ネイサンはその血を引いているようです。
今でも裏社会で働く父親に対して、もういい年なんだからいいかげん足を洗うように話すも、父親はまったく聞き耳をもたず・・・。
見かねたネイサンは父親の不意をついて島流しします。
自分よりも賢い息子に対して気に入らない様子。
お互いプライドが高い性格で、けして慣れ合うことのない2人。
作中ではあることが切っ掛けで、父親が危機的な状況に。
必死に助けようとするネイサンの姿からは、なんだかんだ言っても父親ですから、そこに家族の愛というのを感じます。
知的好奇心を漂わせるネイサンの魅力
頭の回転が早く、計画の立案や不測の事態に対処できる能力が高いなど、彼を観てるとなんだかワクワクするのは私だけでしょうか?
どんな窮地に立たされようとも、彼なら必ず成し遂げてくれると安心感すら覚えます。
だからでしょうかね。
男から見てもネイサンはかなり魅力的に感じるわけです。
頼れるリーダーというか、頼もしい存在です。
会社にネイサンのような人がいたら、仕事も今より刺激的で楽しくなるんだろうな~。
こういう知的好奇心を漂わせている人は、女性からモテるでしょうね。
戦闘員エリオットの肉体が残念な件
チーム・レバレッジで戦闘員を務めるエリオットは、自分より一回りも大きい相手をいとも簡単にやっつけてカッコいいのですが、上半身裸になるシーンを見てガッカリ。
お世辞にもたくましい体とは言えず、むしろお腹周りがたるんどるやんけ!とツッコミを入れたくなるほど。
せめてキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスみたいに体だけは鍛えておこうよ。
でないと、役柄に合わないですよね。
エリオットの肉体に関しては、見どころポイントというよりかは残念なポイントというべきかな。
注目のキャスト
『レバレッジ~詐欺師たちの流儀』の注目のキャストは、本作をはじめて観てもうこの人しかいないと心は決まっていました。
その人とは、パーカー演じるベス・リースグラフです。
とってもキュートな笑顔に、時折ドラマで見せる変顔。
カワイイらしくてたまりませんね~。
しかし彼女のことについて調べてみましたが、情報がほとんど出てきませんでした。
ネットにのっている情報と言えば、
アメリカ合衆国出身の女優で、生まれはミネソタ州 ベル・プレイン。
生年月日は1978年8月24日。
ということは、現在36歳ということです。
見た目よりも全然若く見えますよね~。
それとレバレッジ以外の海外ドラマでは、
- クリミナル・マインド FBI行動分析課
- NCIS~ネイビー犯罪捜査班
- WITHOUT A TRACE/FBI失踪者を追え!
- マイネーム・イズ・アール
- ママと恋に落ちるまで
の作品に出演しています。
映画は、
- アルビン/歌うシマリス3兄弟
- ディープ・コア2002
の作品に出演しています。
と、ま~ぁ、この程度の情報ぐらいで、ゴシップネタというネタはありませんでした。
きっとブレイクしたのが遅かったんでしょうね。
最後に・・・
心理学の勉強が動画でできたらな~ぁという安易な気持ちで観た海外ドラマですが、見事にツボにはまりました。
今までこの手のドラマといえば、刑事ものや戦争ものは観たことがあるのですが、詐欺を題材にした海外ドラマは今回はじめてでしたのでとても新鮮で面白かったです。
それに本作は、笑えるシーンがいくつもあってかなり楽しめました。
個性派揃いのチーム・レバレッジが鮮やかに人を騙す瞬間を、ぜひあなたの目で確かめてください。
もしかしたら、観る人の思考や心でさえ騙されてしまうかもです。
それは観てからのお楽しみですね。
本日は最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。
<Huluで【レバレッジ~詐欺師たちの流儀】を絶賛配信中!>
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Comment
パーカー、36歳だったとは、驚きました。それで、あのかわいさって、すごいですよね。
てててさん
コメントありがとうございます。
そうですね。
彼女をはじめて見て年齢を知ったときはボクも驚きました。
映画にはあまり出演されていることがないため日本では知名度は低いですが、映画や海外ドラマを通してベス・リースグラフのような女優さんを知れるのも楽しみのひとつでありますね。