【キリング/26日間】絶対!犯人を特定できない究極のサスペンスドラマ
公開日:
:
最終更新日:2015/12/07
海外ドラマ ハラハラ・ドキドキしたい
参照:https://youtu.be/XMix7wuLO74
こんにちは!オーサムです。
今回ご紹介する海外ドラマは、『キリング/26日間』です。
誰が”17歳の少女”を殺したのか?というキャッチコピーと、犯罪捜査もののサスペンス要素に惹かれて観始めましたが、これがまさかの大ヒットドラマでした。
まったく先が読めないストーリー展開で、見始めたら止まらない最高のドラマと言われるように、停止するタイミングを完全に逃してしまいました。
アメリカのファッション&カルチャー誌「ヴァニティ・フェア雑誌」では、本ドラマを”まるで麻薬のようだ”と絶賛しているようにかなり中毒性のあるドラマです。
多くの批評家やメディアが絶賛している理由は主に、1話1日という構成で全26話を使って1つの事件が描かれている斬新なスタイルになっているからです。
最近の海外ドラマの傾向は、短気集中型のものが多く1話目で完結することがほとんどですが。
これは単にユーザーの見やすさを重視しているだけで、この手のドラマは内容があっさりしすぎてボクはあまり印象に残らないことが多いです。
1話完結スタイルの海外ドラマが面白くないとか否定しているわけではありませんが、『キリング/26日間』ほど印象に残るドラマは極稀です。
ただし、犯罪捜査ものは一つ欠点があって、犯人や事件の背景などがわかると次に観ようと思えなくなります。
つまり、2度は観ないということです。
起爆剤のような瞬間的な面白さはありますが、冷めたときの反動もそのぶん大きいというわけです。
制作した方に対して失礼極まりない発言になるかもしれませんが、この手のドラマはマジックと一緒で、一度タネ(=犯人や事件の背景)がわかってしまうと退屈に感じてしまいます。
作品によっては、数ヶ月、数年と経ってあとで見直したくなることもありますが。
よほどのことじゃない限り、ボクは映画やドラマを見直すことはありません。
作品の内容で、腑に落ちないことやどうして?という疑問が浮かぶようなことがあれば、わかるまで何度でも見直すことはありますけど。
あとで鏡の前で自分の顔を確認してみると、目が充血しているってことはよくある話です。(笑)
どんだけ目と脳を酷使しているのか。
ある意味、人間ブラック企業と言われても仕方ありませんね。(笑)
さて話を戻しますが、本ドラマは殺人事件を追うストーリーで不気味&怪しい雰囲気がそこらじゅうにプンプンにおいますです。
観ればみるほどドンドンにおってきます。
ジャンル的にサスペンスですから、ホラー的な怖さよりも真犯人の行方や人間ドラマのほうに自然と意識が移ります。
怖い怖いとサスペンスに苦手意識をもつぶりっ子女子の方にも、ぜひ!ぜひ!観ていただきたいおすすめの海外ドラマです。
ボクや本ドラマにも騙されたと思って、必ず鑑賞してみてください。
26話目のラストで明らかになる驚愕の真実は、真面目に必見です。
感想
『キリング/26日間』についての感想になりますが、
最後の最後まで気の抜けない真実の行方とでもいいましょうか、26日目の展開にはホント鳥肌が立ちました。
もう、ホントびっくりです。
久々にドラマを観て衝撃を受けました。
本ドラマの特徴は、はじめはゆっくり目な展開で退屈に思われがちですが、シーズン1を過ぎてシーズン2からは物語の展開が急激に加速していきます。
といっても、シーズン1も真面目に面白いです。
それと多くの方がネット上でも言っているように、各エピソードのラスト1分に物語の展開が大きく動き出す、あの瞬間がたまらなくいいです。
事件の大きな手がかりが提示されたり、新たな謎が現れたりして、次の話への導線が引かれる瞬間。
流れるエンディング曲も印象的で、本ドラマの面白さを味わえる、いうならば沸騰点です。
このわくわく感は、きっと誰もが病みつきになります。
続いて本ドラマの印象にですが・・・。
一言でいうなら本ドラマは、”怖い”です。
登場人物一人ひとりに起こる”不可思議な出来事”がリアルに描写されているドラマなんて、未だかつてあったでしょうか。(たんにボクが知らないだけかもしれませんが。)
なかでも被害者家族の身に起きる出来事が妙に現実味をおびていて、考えるだけでゾッくとします。
シアトルの街で17歳の女子高生が殺人されたという事件から物語は動きはじめますが、海外であれば日常的にありそうな出来事ともあって、なおさら”怖い”と感じます。
このたったひとつの事件から犯人と思える人物が次々と浮かんでは消え、容疑者は被害者の周囲の人間からはじまり、次第にその疑惑は政治家や街の有力者、マフィアや警察関係者にまで及んでいきます。
観ればみるほど誰もが犯人のように思えてきて、頭のなかはもう大混乱です。
そんな恐ろしいぐらい綿密に練られたストーリー構成は素晴らしいものであると感じるのですが、それ以上に本ドラマのよさを引き出しているのがサラ・リンデン(ミレイユ・イーノス)とスティーブン・ホールダー(ジョエル・キナマン)のシアトル警察の殺人課刑事2人組です。
何年も殺人課を経験している優秀な刑事リンデンは、ジャンキーで落ちこぼれと言われているホールダーとコンビを組むことになります。
一見ミスマッチな2人組と思われますが、物語が進むにつれて名コンビぶりが発揮されていきます。
過去に秘密を抱える2人が身を犠牲にしてでも事件の謎を追う姿は、どんどん引き込まれるものがありましたし。
誰にも知られたくないこと(=秘密)が徐々に明るみになりますから、好奇心を刺激されることはまず間違いありません。
で、何度も言いますが、26日目の真実を知る(犯人と事件の背景)ためだけに本ドラマを観続けてください。
時間と料金を支払う価値は十分ありますから。
さてみなさん、真実を知る心の準備はできていますか?
学んだこと
本ドラマを通して学んだことについて、ボクの思ったことや考えたことを紹介しています。
あくまで個人的な意見ですので、一人の人間の戯れ言だと思って読んでみてください。
本ドラマを通して学べたことは、2つございます。
1つ目は、「執念を燃やすことのメリットとデメリット」。
2つ目は、「場違いなシングルマザーの仕事術」。
では今からは、これら3つのことについて内容を掘り下げていきたいと思います。
1つ目「執念を燃やすことのメリットとデメリット」
ロージー殺害事件に圧倒的な執念を燃やしていた女性刑事のリンデン。
この執念がなければ犯人はおろか、真実にたどり着くことはなかったはずです。
しかしこの執念の影響で、大切なものをなくしてしまったのも事実です。
仕事への執念は大切です。
だって刑事ですから。
でも仕事ばかりに熱中してると、大切なものをなくしてしまうのも事実です。
リンデンが失ったものは、”再婚と親権”です。
普通ならリスクを回避するため、仕事への執念は押し殺すのですが。
リンデンは違いました。
また世のため人のためというのも違います。
リンデンは自らのために執念を燃やしているのです。
本ドラマを見れば、そのことが十分わかります。
で、今回の学びをまとめますが、
執念を燃やすことで得られるメリットは、真実にたどり着けること。
逆にデメリットは、大切なものを失うこと。
です。
2つ目「場違いなシングルマザーの仕事術」
リンデンには、別れた夫との間に13歳の息子ジャックがいます。
本ドラマには事件を追うシーン以外にも、子育てに葛藤するシーンも随所にちりばめられています。
愛する息子と向き合いつつも、リンデンは事件を追っていくのですが。
刑事の仕事をしつつ、育児を両立させるのにはとても困難なものであると感じました。
リンデンは朝から晩まで働き詰めですし、いつ電話で呼ばれてしまうかもわからない環境です。
ときは24時間働くこともありますし。
しかし一概に、シングルマザーで刑事の仕事が両立できないことはないと思います。
一般的には、朝から夕方までの労働時間というのが当たり前です。
アメリカの殺人課が、どのような労働形態なのか実際のところはわかりませんが。
リンデンのような働き方をすれば、間違いなく仕事と育児の両立は不可能です。
こんなこと聞いたことありませんか?
ひとつの物事に偏ってしまうと、均等が保てないと・・・。
真実を知るために仕事を追うのもいいですが、そればかりだともう片方の水準は下がってしまいます。
人によりけりだとは思いますが、世の中バランスが大切なこともあります。
注目のキャスト
本ドラマに登場する”もっともカッコイイ男優”と”もっともカワイイ女優”を紹介しています。
毎度お馴染み、ボクの独断と偏見で決めていますので、どうぞ最後までお楽しみください。
では、ご紹介します。
もっともカッコイイで賞
圧倒的にタバコを吸う回数が多かった人物で、本ドラマを観た方ならすぐにピンとくるかと思いますが。
その人物とは・・・そう、スティーブン・ホールダーを演じたジョエル・キナマンです。
ドラマではリンデンのパートナーを務め、一緒になってロージ・ラーセンの殺害事件を担当することになります。
やさぐれた風貌ではありますが、物語が進むにつれて実は勉強家で子供にも優しい人物であることがわかります。
彼が抱える過去もキャラクターにはピッタリの薬物依存症という設定で、この役柄を演じきったジョエル・キナマンの演技力の高さにはただ、ただ驚くばかりです。
実力のある男優であることが、本ドラマを通してよく理解できるかと思います。
それにしても、彼のタバコを吸う姿はさまになっててマヂでかっこよかったです。
捜査中のトレンドになっている服装も、フライトジャケットにパーカーの重ね着は反則的なかっこよさでした。
今年機会があれば、フライトジャケットを購入しようかとマヂで検討してます。
では続いて、もっともカッコイイで賞に輝いたジョエル・キナマンの経歴やプライベート情報に迫りたいと思います。
プロフィール
本名 | Charles Joel Nordström |
生年月日 | 1979年11月25日(現在36歳) |
出身地 | スウェーデンのストックホルム |
身長 | 189cm |
アメリカ人の父とスウェーデン人の母、それに4人の姉妹がいます。
姉のメリンダ・キナマンは、スウェーデンで女優をしています。
経歴
2002年から俳優として活動し、2009年の「I skuggan av värmen」で名が知れるようになりました。
「Johna Falk」ではスウェーデン最高の映画賞でグルドバッゲ賞助演男優賞をノミネートされます。
2010年に公開された映画「イージーマネー」で世界的注目を集めました。
その後テレビドラマの「キリング(The Killing)」や、映画では「ドラゴン・タトゥーの女」、「デンジャラス・ラン」、「ロボ・コップ(リメイク)」等に出演し順調にキャリアを重ねています。
プライベート
長身でなおかつイケメンのジョエル・キナマン。
どこにも欠点が見つからない彼ですが、恋人はいるのかそれともいないのか。
その実態を調べてみました。
すると、結果として現在は恋人がいるのかいないのかは不明でした。
しかし2014年4月末に女優のOlivia Munn (オリヴィア・マン)と破局したあとに、Cleo Wattenström(クレオ ワッテンシュトローム)との熱愛が報道されていました。
今もうまくいっているのなら、現在の恋人はCleo Wattenström(クレオ ワッテンシュトローム)である確率は高いです。
主な出演映画
公開年 | タイトル | 役名 |
2010 | イージーマネー | ヨハン・ウエストランド |
2011 | ドラゴン・タトゥーの女 | クリステル・マルム |
ダーケストアワー 消滅 | スカイラー | |
2012 | デンジャラス・ラン | ケラー |
29歳からの恋とセックス | ルーク | |
2014 | ロボコップ(リメイク版) | アレックス・マーフィー / ロボコップ |
2015 | ラン・オールナイト | マイク・コンロン |
チャイルド44 森に消えた子供たち | ワシーリー・ニキーチン | |
2016 | スーサイド・スクワッド | リック・フラッグ |
主な出演TVドラマ
公開年 | タイトル | 役名 |
2011 | THE KILLING ~闇に眠る美少女 (シーズン1) | スティーブン・ホールダー |
2012 | THE KILLING ~闇に眠る美少女 (シーズン2) | |
2013 | THE KILLING (シーズン3) | |
2014 | THE KILLING (シーズン4) |
もっともカワイイで賞
ドラマの前半では登場する機会も多かったのですが、後半になると徐々に・・・というかまったく登場する雰囲気すら感じられなかった人物といえば、そう!この方です。
ケイシー・ロールです。
本ドラマでは、ロージ・ラーセンの親友であるスターリングを演じています。
ロージー演じるケイティー・フィンドレイもめちゃくちゃカワイイのですが、ボク的にケイシー・ロールのほうがタイプだった!
・・・ただそれだけのことです。
容姿はとてもカワイイのですが、気になるのがおでこの広さとシワです。
ボクもくりーむしちゅーの上田ばりにおでこにシワが出るタチでして、コンプレックスの一部ではあるのですが、ケイシー・ロールだと逆にキュートに思えますね。(笑)
そんな彼女の出演作品を調べてみたところ満足に出演している作品は意外にも少なく、満足に出演を果たしている作品は、TVドラマは「クライアント・リスト(2010)」、「沈黙の絆 (2010)」「イケてる私とサエない僕(2011)」の3作品で、映画となると「赤ずきん(2011)」の1作品だけです。
そのほか人気海外ドラマの「スーパーナチュラル」、「ハンニバル」、「フリンジ」に出演してはいるのですが、すべてゲストとして登場します。
ちなみに、本ドラマもゲスト出演みたいなものです。
せっかくキュートな容姿で、演技力も低いというわけではないのに。
もっと活躍していいと思うのですが・・・。
今後の出演作品は未定ですが、これからも彼女の活躍を温かく見守りたいと思います。
プロフィール
本名 | Kacey Rohl(ケイシー・ロール) |
生年月日 | 1991年8月6日 (現在24歳) |
出身地 | カナダのバンクーバー |
テレビディレクターの父と劇作家・コメディアンの母がいます。
演技の勉強を始めたのは14歳のときです。
主な出演映画
公開年 | タイトル | 役名 |
2010 | クライアント・リスト ザ・ムービー | エマ |
2011 | イケてる私とサエない僕 | |
赤ずきん |
主な出演TVドラマ
公開年 | タイトル | 役名 |
2011~2012 | FRINGE/フリンジ (シーズン3) | |
2011 | THE KILLING ~闇に眠る美少女 (シーズン1) | スターリング |
2011~2012 | SUPERNATURAL スーパーナチュラル (シーズン7) | |
2012 | THE KILLING ~闇に眠る美少女 (シーズン2) | スターリング |
2013 | ハンニバル | アビゲイル・ホッブズ |
2014 | ハンニバル2 |
さいごに
誰がなんと言おうと最高に面白いサスペンスドラマです。
普通ならここは面白くないとか、感想があると信憑性が増すんでしょうけど。
はっきり言って、面白くないという欠点をボクは見つけることができません。
本家はデンマークの「THE KILLING/ザ・キリング」で、史上最高視聴率を記録した大ヒットドラマです。
本ドラマはそのリメイク版で、なかには本家のほうが面白いというレビューもネットで見かけます。
途中までは同じ展開みたいですが、犯人となる人物は違っているようなので、デンマーク版も興味をそそります。
サスペンスドラマファンや目利き映画ファンにこそ本ドラマはおすすめですので、ぜひ鑑賞してみてください。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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