【ラン・オールナイト】気分最高!沈んだ気持ちを元気にさせてくれる映画
公開日:
:
最終更新日:2015/12/07
アクション 元気・やる気を出したい
参照:https://youtu.be/c7XU9djLcqA
作品情報
上映時間 | 114分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | ジャウマ・コレット=セラ |
音楽 | トム・ホルケンボルフ |
公開日 | 2015年 |
出演者 | リーアム・ニーソン ジョエル・キナマン コモン エド・ハリス |
あらすじ
殺し屋として闇の世界に生きるジミー(リーアム・ニーソン)は、仕事のために家族を捨て、息子のマイク(ジョエル・キナマン)とも疎遠になっていた。ある日、殺人現場を目撃したため殺されそうになっていたマイクを救うため、NYを牛耳るマフィアのボスの息子ダニーを殺してしまう。
ボスのショーン(エド・ハリス)とジミーは、固い絆で結ばれた30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは怒り、ジミーに宣告する。「どんな手を使ってでも、お前と息子を殺す。」手下、警察、暗殺者、そして一般市民に至るまで、ニューヨーク中が敵となった。
果たしてジミーとマイクは生き残ることができるのか・・・。
引用元:luckynow.pics
こんにちは!オーサムです。
ここ最近、気候の変化なのか気分的なものなのかわかりませんが、気持ちが落ち込んでいました!
そんなとき気分転換に映画を観ようと選んだのが、『ラン・オールナイト』です。
アクション俳優のリーアム・ニーソンが出演していて、「96時間」や「フライト・ゲーム」はずいぶん前に観て面白かったので、ハズレはないだろうと思い期待して観たところ・・・。
期待通りリーアム・ニーソンのアクションが炸裂してて、気持ちもスカッとしました。
観終わったころには、どことなく気分も晴れて元通り回復しました。
日常で気が乗らないとか気分が上がらないとか、原因がわからないけど気持ちが落ち込んでいるときは、やっぱりアクション映画に限ります。
もちろんアクション映画のなかには、つまらないものもありますが。
本作の『ラン・オールナイト』は、気持ち的に下降気味で元気をもらいたいと思っている方におすすめの映画です。
ぜひ鑑賞してみてください。
感想
続いて映画の感想ですが、まず本作の内容について。
マフィアのバカ息子の暴走のせいで、殺し屋が大切な人を守るため長年尽くしてきた組織を壊滅していく、といった映画の世界にはよくありそうな話でした。
ボクは映画を観終わると気になった作品に関しては、大抵はネット上に書かれてある評価を確認するのですが。
本作の評価をネットで見てみると、ストーリーに斬新さを感じられるつまらないという意見がちらほらありました。
ですが、ボクの意見としては本作を観るにあたり、ストーリーはそれほど重要視せずアクションの演出に期待をしていたので、ありきたりでつまならいという印象には至りませんでした。
それどころか緊迫したシーンが盛り込まれていて、どうなるか先の展開はわからないけどこの人物はキャラクター的に助かることがわかってても、スリル感を味わえ十分楽しめました。
これから本作を観る方は、ストーリーではなく緊迫した演出に視点を向けて鑑賞されると、映画自体の面白みを感じられると思います。
本作のもっとも良かったところは、スリル感を演出する仕方がズバ抜けていた点です。
普通なら、先の展開が読めてしまうとつまらないと思うのが当たり前です。
が、本作に限っては逃走シーンと流れる音楽がマッチングしてて、緊迫感を身近に感じられる演出に心臓もバクバクしました。
高鳴る鼓動はストーリーが進むにつれて鳴り止むことなく、カーチェイスやら激しい銃撃戦やらで、むしろ急上昇してました。
映画「フライト・ゲーム」でも監督を務めたジャウマ・コレット=セラは、アクション映画界のとてつもない人物であると思い知らされました。
まぁ、それもそのはずですよね。
ジャウマ・コレット=セラ監督が携わった映画作品のなかに、「エスター」(2009)や「アンノウン」(2011)が含まれていましたから、あとあと調べてビックリしました。
どうも、ジャウマ・コレット=セラ監督とリーアム・ニーソンとの相性はいいみたいです。
アメリカ版の仁義なき戦い?
あらすじを読んだあとに本作を観るとよくわかるのですが、マフィア絡みの設定だけあって任侠映画に通ずるものがあります。
熱き男同士の戦いという部分が強く感じられ、これって”アメリカ版の仁義なき戦い?”って思います。
韓国映画にもこの手に似た作品はたくさんありますが、たとえば話の設定は違えども「友へ チング」(2001)辺りはそうかなと。
30年来の親友であるショーンとジミーの2人は同じ組織の人間で、ジミーは不本意な出来事からショーンの息子ダニーを殺したのが事の始まりで。
悲しいことにショーンは組織のなかでも1番気にかけていたジミーに対して報復を誓うことになり、組織の仲間たちを集めてジミーとダニーの殺害を命令します。
同じ苦しみを味わってもらうべく、まずはジミーの息子マイクが狙われる羽目になり、ジミーも大切な息子ダニーを守るためマフィアの組織全員を目の前に戦いを挑んでいきます。
この話の展開はまさしく、”仁義なき戦い”のようで心が燃え気づけば強く拳を握っていました。
見どころポイント
何もかもが様になる逆境に強い男リーアム・ニーソン
過去に犯した数々の行いに対する罪悪感からアルコールに溺れる毎日を送っていたジミーですが、
「面白いことに睡眠中におならをしても」、
「酒に溺れて落ちぶれた姿も」、
「息子から避けられているときの切ない表情も」、
どれもさまになってカッコイイわけです。この男は。
で、驚くことに見た目は40代後半かと思いきや実年齢は63歳というから、ホントすごいお方です。
年齢とともに老いの魅力が高まっていますし、行動ひとつとっても様になっている姿に憧れます。
リーアム・ニーソンのような年のとり方をしたいものです。
彼が主演している作品で特徴的なのが、窮地に立たされれば立たされるほど強くなっていく点です。
本作にもその要素が含まれてて、逆境に強い男を演じています。
今までもそうなんですが逆境に強い男、つまりリーアム・ニーソンが出演している映画は安心するというか作品自体の安定感を感じます。
ハズレがないというか。
リーアム・ニーソンが出演している映画にハズレなし、
です。
圧倒的な存在感と演技力の高さがレジェンド級のエド・ハリス
今まで色んな映画を観て、なかにはマフィアのボスが登場する作品もありましたが、エド・ハリスほど貫禄のある男優はいませんでした。
とにかく圧倒的な存在感を放っていたわけですが、なかでも息子ダニーの友人を殺害するシーンは圧巻でした。
殺された友人は腹いせのようでかわいそうに思えましたが、あのシーンでは尋常じゃないくらいの憎しみが表現されてて、観てるとボクも脇腹辺りが痛くなりました。
もう、強烈すぎて言葉になりません。
アクションシーンもさることながら、一風変わったカメラアングルにも注目
リーアム・ニーソンのアクションには毎度驚かされているのですが、本作の醍醐味はアクションシーン以外にも一風変わったカメラアングルも注目のひとつです。
冒頭の銃撃戦シーンは、まるで絵を一枚一枚切り取って張り合わせたような感じに仕上がっています。
またカメラの主観が横へスライドし登場人物に吸い込まれるように映るシーンは、疾走感があって妙にかっこ良かったです。
さいごに
「アンノウン」、「フライト・ゲーム」に続き、リーアム・ニーソンとジャウム・ コレット=セラ監督が3度目のタッグを組んだクライム・アクション映画。
本作には、海外ドラマ「キリング」や映画「ロボコップ」でお馴染みの若手イケメン俳優ジョエル・キナマンも出演され、親と息子の胸熱ドラマに思わず感激すること間違いありません。
あっ!親目線で観たらですよ。
昨日の友は今日の敵ということわざがピッタリの本作は、とりあえず何も考えず純粋な気持ちで見るだけで楽しめますので、まだという方はぜひ鑑賞してみてください。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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