【リディック:ギャラクシーバトル】はどこか物足りなさを感じる映画かな
銀河最凶の男リディックがスクリーン帰ってきました。
といっても、私が観たのは映画館ではなく自宅のパソコンで。
久々にヴィン・ディーゼルの肉体美を拝めると思うと、観る前からワクワク感がヤバかったです。
前作の「リディック」から、10年経っていますからね。
劇場では2013年に公開されましたから9年になりますが、それにしても続編の公開までが長かった。
映画リディックが巨額の制作費を投じたにも関わらず、興行収入が伸び悩み大コケしてしまいましたから、内心続編はもうないかと思っていました。
そのせいか今作は、制作費をかなり抑えてつくったみたいです。
私は海外俳優の中でも、ヴィン・ディーゼルが1番好きでファンの1人でもあります。
あの強靭な肉体美と合わせて、渋みが効いた声。(なんでもずいぶん前にお酒で声を枯らしたとか?)
男性から見てもセクシーな印象で憧れます。
そんなヴィン・ディーゼルとデビッド・トゥーヒー監督のコンビが「ピッチブラック」(00)、「リディック」(04)に続いて送り出すシリーズ第3弾目の『リデック:ギャラクシーバトル』。
約2時間の鑑賞をしたあとの感想はというと・・・。
一つの惑星上のみで今作が完結してしまうせいか、ストーリーに物足りなさを感じた。
それにバトルで盛り上がるまでの時間が長いこと。
いつになったら、リディックとクリーチャーが本格的に戦うの?と観ててもどかしかったです。
また銀河最凶と言われているのに、その強さを感じない数々のバトルシーンにはガッカリ。
アンチヒーローだけに、クリーチャーに対しても絶対的な強さを発揮させてほしかったです。
終盤の戦いでは、あれだけ鍛錬したリディックの強さが垣間見れず、強さの魅力を感じるどころか平凡さを感じました。
そして、『リデック:ギャラクシーバトル』というタイトルに甚だ疑問を感じます。
どちらかといえば、前作のほうがスケール感があって「リデック:ギャラクシーバトル」ぽいですし、今作は「リデック:ギャラクシーサバイバル」だとか、「リデック:サバイバルバトル」というタイトルのほうが相応しいような気がします。
そもそも、私がリディックに求めていた強さの定義が間違っていた のかもしれません。
作中で本人(リディック)がバウンティ・ハンターの一人に対して「とんだ見当違いだぜ」と言ってたように、銀河最凶と言っても人間界の中であって、リディックといえども相手がモンスターとなると強さの定義が変わってくるのだと思います。
そう考えると、水棲生物“マッド・ディーモン”を1匹退治しただけでも、リディックの強さは本物ということになるのかな。
それでも、もう少しリディックの派手さを演出してほしかったです。
ファンのみなさんもきっとそう思っているはずだから、次回作はリディックの強さが垣間見れることを願います。
ただ言えることは、毎回予告編のつくりが上手すぎて作品の期待値が高くなってしまいます。
その予告編がこちら
〈リディック:ギャラクシーバトル〉
あらすじ
前作の「リディック」で、宇宙を支配する戦闘軍団ネクロモンガー族の王となったものの、司令官ヴァーゴの罠にはまり、銀河の果てに置き去りにされてしまいます。
謎の惑星でリディックが全身傷だらけで目覚めたあと、そこで生息する生物達(クリーチャー)に次々と襲わるハメに。
死闘を繰り広げながらもなんとか生き延び、野生の感を取り戻すべく一人修行へ。
水棲生物“マッド・ディーモン”を倒したリディックは、惑星を脱出するべく移動します。
移動中に人が撤退したばかりのシェルターを発見し、そこでわざとにバウンティ・ハンターを呼び寄せます。
罠とは知らず、リディックを追ってバウンティ・ハンターの2組が惑星に到着。
サンタナ率いる野蛮な元傭兵7人と、ジョンズ率いる最新鋭のハイテク武装4人。
タイプの異なる2組の集団が、互いに優位に立とうと駆け引きを繰り広げます。
バウンティ・ハンターが争う中、飛行船の動力源である道具をリディックに奪われてしまいます。
リディックはバウンティ・ハンター達に対して、飛行船の1隻をもらうため取り引きを持ちかけますが、特殊な銃弾によって倒されてしまいます。
バウンティ・ハンター達に囚われてしまったリディックは、目覚めたときの時間を気にします。
時間を聞いたリディックは、これから始まる出来事についてバウンティ・ハンター達にすべてを話します。
惑星を脱出するべく飛行船の動力源を取りに、バウンティ・ハンター達はリディックに加担します。
映画は終盤に差し掛かり、マッド・デーモンの大群が次々と出現。
壮絶に繰り広げられる、「人間VSクリーチャ」の決戦バトル。
そこで、一体何人の人間が生き残れるのか?
それは観てからのお楽しみです♪
見どころポイント
究極のサバイバル生活
ピッチブラックやリディックと比べると見劣り感は否めませんが、それでも主役のリディック演じるヴィン・ディーゼルのタフガイさは健在してます。
やられても、やられても立ち上がり、次に自分がどうすれば相手を負かすことができるのか?
どんな過酷な状況であっても切り抜ける、圧倒的な頭脳、肉体、精神力を合わせもつ彼の姿には大注目です。
片足とナイフを使って5秒で瞬殺
今作の評価は低いですが、作中を観ていてこれはシビれたぞ!というシーンがあります。
それはリディックが、バウンティ・ハンター1組のボスであるサンタナを5秒で殺すシーンです。
まさに有言実行!
両手が塞がれた状況のなか、片足にのせたナイフ1本で殺すシーンは圧巻です。
リディックの人間味を感じた相棒の生と死
作中に登場するクリーチャーのエイリアン・ジャッカル(オオカミとハイエナを合わせた感じ)。
惑星に来たときはエイリアン・ジャッカルに命を狙われて襲われてしまうのですが、、子供のころにリディックに拾われたエイリアン・ジャッカルは、一緒に生活していく中でいつの間にか心を通わすようになっています。
大人になったエイリアン・ジャッカルは、リディックの愛犬のような感じでバウンティ・ハンター達が来た時も一緒になって戦います。
その活躍ぶりも見どころですが、その戦いの中でリディックをかばい死ぬシーンは何とも言えない悲しさを感じました。
リディックの表情からも、悲しさが感じ取れて犯罪者といえども心の中にある善の鱗片が見れる唯一のシーンです。
最後に…
私はこの作品に関しては、極論彼(ヴィン・ディーゼル)を観れたらそれでいいと思っています。
その上で、ストーリーや演出は二の次です。
ですので、万が一リディックを演じるのがヴィン・ディーゼルでないのであれば、私は観ないです。
ピッチブラックにしても、リディックにしても、リディック:ギャラクシーバトルにしても、ヴィン・ディーゼルが演じているからこそ価値があるわけです。
リディックというキャラクターは、彼そのものの性格を反映しているような感じですから、「トリプルX」のように主役交代にはならないと思いますけどね。
それと今作を楽しんで観たい方は、この作品から観てしまうと話の流れがつかめないところがありますので、最低限前作の「リディック」は観ておくことを強くおすすめします。
さらにいうと、前々作の「ピッチブラック」を観てるとなお楽しめます。
とりあえずは、彼の美貌に酔いしれちゃってください。
ヴィン・ディーゼルのファンでない方も、彼の演技を観たあとはきっとファンになるはず!
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今すぐ映画を観る[/su_button] 作品情報 上映時間 125分
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