【ローン・サバイバー】実話に基づく”男”たちの戦争ドラマに感動!
公開日:
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最終更新日:2015/09/19
アクション ハラハラ・ドキドキしたい, 感動したい・泣きたい
こんにちは!オーサムです。
9月に入る前からiTunesでずっと気になっていた作品の一つ『ローン・サバイバー』。
やっとレンタルができるようになったとのことで、さっそくご視聴してみました。
まだ視聴されていない人のために、まずは簡単にあらすじを。
あらすじ
時は2005年6月、タリバン政権を指導する国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員を暗殺するため、米海軍特殊部隊シールズの4人はアフガニスタンを偵察。
その偵察中に、偶然山羊を連れて森を散策していたアフガン人3名に遭遇する。
シールズの4人は議論の末に、「交戦規程」に基づき彼らを開放する道を選ぶ。
しかしその後、山羊飼いの連絡を受けてやってきた200名ものタリバン兵に囲まれてしまい、激しい銃撃戦がはじまる。
シールズの4人は反撃しながらも、幾度となく窮地に追い込まれてしまう。
敵の銃弾を浴び、それでも必死に退散しようとするが、4人は崖から転がり落ち全身負傷する。
絶体絶命の状況の中、仲間を信じて行動する4人だが生死を分ける選択に次々と迫られ壊滅的になってしまう。
仲間を失いたった1人、マーカス二等兵曹(マーク・ウォールバーグ)は生き延び、近郊のパシュトゥーン族の村に辿り着く。
言葉が通じずタリバンと一般民衆の区別もつかない恐怖の中、パシュトゥーン人の「助けを求めてきた客人は、どんな犠牲を払っても守り抜く」の掟によって命を救われるも、追ってきたタリバン兵から村人ともども襲撃を受けてしまう。
感想
個人的に戦争映画で1番好きなのが「ハート・ロッカー」ですが、本作もかなり心を動かせられる物語になっていてハート・ロッカーと同じくらい好きな作品になりました。
というもの本作は、ネイビー・シールズ創設以来最大の惨事といわれている”レッド・ウィング作戦”を映画化したもので、いわば実際にあった話なんです。
観てて戦場のリアルな緊迫感を味わえましたし、それに本作が最も素晴らしいと感じたのは、観る者の心を熱くさせる”男”たちのドラマが描かれていたところです。
アメリカ海軍特殊部隊シールズといえば、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、入隊しても8割もの隊員が次々に辞めていくほど過酷な世界です。
だからこそ、最後まで生き残った隊員たちの信頼と絆は強く、どんな窮地であっても仲間の命を守ろうとするのです。
本作の冒頭でも訓練の風景が出てきますが、隊員たちのしごかれ具合がハンパないです。
シールズが世界最強と言われるのもうなずけます。
実際はどのような訓練を受けているのかというと、
”アメリカ特殊部隊「SEALs(シールズ)」の選抜訓練が過酷すぎる!”と、一時期話題になったこちらの写真を見れば何か感じるものがあると思います。
写真は水中訓練の様子。
どう見たって、えげつないですよね~。
普通そこまでするか!?ってな話ですが、逆にそこまでしなければ険しい戦場でまともに戦えないということです。
確かに作中では、20Kgはしそうな荷物を抱えたまま森林をずっと移動していましたから、常識では考えられないほどの体力が必要ということが伺えます。
もちろん!体力以外にも強靭な精神力や迅速な決断力、それに判断力、任務を必ず成功させるという遂行力だって必要です。
とにかく、人間の能力全てにおいてステータスを上げなければいけません。
最近観た映画「ルーシー」が脳の覚醒によって常識を超えた肉体を手に入れることに対し、シールズなどの特殊部隊は不動の精神力によって強靭な肉体を手に入れるみたいな感じです。
何が言いたいのかというと、シールズの訓練は何もかもが人間の常識を逸脱しているということ。
努力でなんとかなるレベルの話ではありませんし、6ヶ月もの訓練を乗り越えた隊員たちはまさに人類最強という名にふさわしい人間なのではないかと思います。
そんな最強の彼らであっても戦争に出向けば、銃弾一つで生死を分ける場面に遭遇してしまい、そこで判断を誤ってしまえばあっという間に「死」に直面してしまいます。
戦場では何が起きるかわかりません。
今まで血がにじむような努力を積み重ねてきたとしても、運が悪ければすぐに殺されてしまいます。
なんと儚いのでしょうか。
そう思ってしまうと、なんだか心の中で同情すら生まれてしまいます。
戦争というか、争いというのはホント人の心に深い傷を負わせてしまうものです。
今こうやって当たり前のように安心して生活できるのも、私たちの知らないところで彼らが戦っているから、平和が保たれているということを身に染みて分かりました。
この作品を作ったのも、きっとそのような部分も視聴者に伝えたかったのだと思います。
今回、「ローン・サバイバー」という作品に出会えて本当によかったと感じます。
今でもどこかで戦争が起きていると聞きますが、二度とこのような惨劇を繰り返さないように心から願います。
命を賭けて守り抜く”男”たちの勇姿を、みなさんの目で観て、心で感じ取ってみてください。
最後に・・・
ローン・サバイバーは本当に素晴らしい作品で、2005年6月に起きたタリバン指導者の暗殺を目的とした特殊任務”レッド・ウィング作戦”の全貌が明らかになっています。
戦争に興味のない人でも実際に起きた映画ですので観て損はない内容です。
9年経った今、あのとき一体何が起きたのか、絶対絶命の中たった一人生還することができた真実を知る価値が十分ありました。
サスペンス的な要素はありませんが、その事実を知ったあとにはアフガニスタンに対する世界観が変わるほど。
今までアフガニスタンといえば、テロの国、戦争の国だとばかり思っていましたから、そんな掟とかあったの?という感じです。
それに、なんでもこの掟によって、今でも実際のマーカス氏とパシュトゥーン族の村民たちの交流は続いているといいます。
作品といい、プライベートといい、とっても感動的な話ですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。
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