海外ドラマ【ARROW/アロー シーズン1】ヒーロー好きは必見!
こんにちは!オーサムです。
3月というのに、こちら福岡は“なにこの寒さ!”と言わんばかりの冷気が漂っています。
そんな冷気をドカンと一発吹っ飛ばすような、アツい海外ドラマを本日はご紹介します。
そう!海外ドラマの『ARROW/アロー』です。
シーズン1を約2週間かけて観終わったので、今からは感想なり学びなりを書いていきます。
たかが弓矢のヒーローと、侮ってはいけませんよ。
1話観終わった頃には、弓矢のヒーローも案外ありだなぁと感じること間違いありません、きっと。
それにARROW/アローには恋愛模様も含まれているので、恋多き女性の方にもおすすめの海外ドラマです。
ぜひチェックしてみてくださいね。
では、今からはARROW/アローを観ようと思ったきっかけについて書いていきます。
で、それから感想、その次に学びの順番といきたいと思います。
切っ掛けは単純でした!
ARROW/アローを観ようと思ったのは、いたって単純明快。
Huluで人気作品としてピックアップされていたのを、何度も目するようになったからです。(今は他の作品がピックアップされていますが。)
で、Huluに訪れる度に目にしてしまうと気になるわけですよ。
なに!?この海外ドラマは?
面白いの?
Huluさん、そんなにおすすめなの?
などなど。
人間の心理を上手く利用していますね、まったく。
でもおかげさまで、鑑賞して正解だったと思える海外ドラマに出会うことができました。
ところで、Huluで配信されてすぐに観なかったのはどうしてなのか?
その理由についてお話します。
だって、現代に弓矢のヒーローってどうなの? ちょっとダサくない?
と、監督や製作スタッフの方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいですが、このように思ってしまいました。
ですから、ARROW/アローに対してはじめの印象はあまりよくなかったわけです。
しかし印象があまりよくない作品でも、観てみればあとの祭り。
めちゃくちゃ面白いことに気づきました。
ちょうど、何か面白い海外ドラマや映画がないかを探していたところだったので、ARROW/アローがあって本当によかったです。
レビュー
ARROW/アローのシーズン1(全23話)を全部観てみて、感じたことはただ一つ。
これ!えらいおかしか〜。(※博多弁でとても面白いという表現)
本ドラマは、スターリング・シティの悪党どもをやつける話とは別に、島での生活の様子がところどころでフィードバックする流れになっているのですが。
そのなかでも、主人公オリバー・クイーン(スティーヴン・アメル)の5年間もの無人島暮らしの過去が、徐々に明るみなっていくのは、想像好きの私にとって久々に心がくすぶられました。
さらに本ドラマの重要なポイントとなる、父ロバート・クイーンが残した本や母モイラ・クイーンとトミーの父マルコム・マーリンの関係が明かされるなど、予想を超えた展開に面白さも倍増し、私のボルテージは最高潮に。
これから観られる方のために極力ネタバレは控えさせていただきますが、どうしてオリバーは5年もの無人島暮らしをするようになったのか、その点についてお話します。
事前にこのことを知っておくと、スムーズにドラマの世界に浸れるかと思います。
では、いきます。
あれは、父ロバートと一緒に船旅へ出かけたときのことです。
突然エンジンが爆破し、船は沈没。
ロバートもオリバーも船から脱出するも、助かったのはオリバーだけでした。
運よく無人島に漂着したオリバー。
しかし漂流したのが運のツキ。
その島は、ただの無人島ではありませんでした。
太平洋の絶海の孤島と言われる“リアン・ユー”という島で、そこを拠点とする謎の武装組織によって、過酷なサバイバル生活が始まりました。
その島でオリバーは必死に生き延び、生き延びるためには身体的にも精神的にも「強い力」が必要であることを学びます。
弱い者は死に、強い者だけが生き延びることのできる世界。
島で出会ったヤオ・フェイ(バイロン・マン)、スレイド・ウィルソン(マヌー・ベネット)、シャドー(セリーナ・ジェイド)の仲間たちによって、オリバーはどのようなことを考えどう行動したのか、一瞬の判断の過ちが死に直面してしまう環境のなか、彼が成長していく過程は本ドラマの見どころポイントでもあります。
海外ドラマでは、大きな組織が絡んでいるという設定はずいぶん前から定番のように思えますが、定番な設定であっても、じんわり、じんわりと面白くなります。
論より証拠。まずは1話目を観てみてください。
それにしても、主人公オリバー・クイーン演じるスティーヴン・アメルの肉体美はスゴいです、いや…本当にスゴいです。
漫画刃牙にも劣らぬたくましい胸筋に浮き上がる腕の血管、それに8つに割れたバッキバキの腹筋や盛り上がった肩甲挙筋、俊敏な動きを可能とする脚力など、すべての肉体が徹底的に鍛え上げられています。
スティーヴン・アメルいわく本ドラマでは、なるべくスタントを使わず、体当たりでアクションに挑んでいるとのことです。
体当たりのアクション・シーンは、本ドラマの大きな魅力でもあります。
アローから学んだこと
本ドラマで学べたことは、3つあります。
1つ目は、何事も一人でやるのには限界があるということ。
孤高のヒーローオリバー・クイーンは、表の顔は億万長者の実業家を演じ、裏の顔は鋼の肉体と弓矢を武器に人知れず悪と闘い制裁を加えていきます。
生まれ育ったスターリング・シティに潜む悪党どもを、次々と制裁していくのですがが、オリバーも普通の人間よりか身体能力が少し長けているだけで、所詮は人間ということには変わりありません。
ただ我が強く1人で抱え込む性格で、誰に頼ることもなく悪党どもを制裁していました。
しかしときには、ピンチの状況に陥ることもありました。
このままでは、1人で闘うことはできない。
そんなとき彼がとった行動は、“仲間を探す“です。
シーズン1では、ジョン・ディグル(デヴィッド・ラムゼイ)やフェリシティ・スモーク(エミリー・ベット・リッカーズ)と、次々とオリバーの仲間に加わります。
仲間がいることで、できることも増え、オリバー自身得意な分野に集中することができました。
人は誰しも、苦手なことであったり、不得意なことが1つや2つ必ずあるものです。
その部分を補ってくれるのが仲間です。
仕事でも、1人では不可能と思われていたことが、2人、3人と仲間の力が加わることで可能になるのはよくある話です。
ときはぶつかり合うこともありますが、仲間を信じてとことん付き合っていく。そしてそんな仲間と突き進んだ先には、大切な何かを手にすることができるのではないかと思います。
その“何か“は、人によって様々ですが、少なくとも仲間の大切さというのを本ドラマを観てあらためて学べました。
2つ目は、愛に勝る強さはないということ。
人は守る相手がいてそこ、強くなる生き物です。
ですから、人は1人で強くなれることはけしてありません。
オリバーもいっときは、元カノのダイナ・”ローレル”・ランス(ケイティ・キャシディ)への想いを抑えていましたが、自身の気持ちに正直になってからは、町に戻ってきたときよりも強く、たくましくなりました。
ヒーロー映画では、恋人の存在で強くなっていくという話はよくありますよね。
本ドラマも、その展開です。
ただ、海外ドラマ特有の複雑な人間関係もちらほらありますので。
もどかしいと思いつつも、いつも見入ってしまいます。
3つ目は、人は誰しも悩みや不安を抱えて生きているということ。
大富豪であっても、貧困であっても、人ということには変わりありません。
お金持ちだから悩みがない、貧乏だから悩みがたくさんある、と誰が決めたのでしょうか?
少なかれ、人は何かに悩み、不安を抱え生きているものです。
そう教えてくれたのはオリバーでした。
オリバーは大富豪でありながら、親友のトミーや元カノのローレル、そして家族たちとの関係に悩む日々が続いていました。
悩む原因の一つに、アローというヒーローの存在がありました。
人一倍責任感の強い彼は、町に帰ってきてから、自らを戒めるように父の意志を引き継ぎます。
「父が悪いことをしたのだから、息子である私の責任でもある。私には、生まれ育った町を救う義務がある。」と言わんばかりに、それはまるで、操り人形のように自らの意志を操り、悪党と闘います。
今までスパイダーマンやアイアンマンなどのヒーローを見てきましたが、やはり彼らも同じように悩み、苦しみ、葛藤することがありました。
ヒーローであっても、中身は人間です。
ときには涙を流したり、笑ったり、怒ったり、悲しんだりと、みんなと同じ人間なのです。
恋もするし、友達も平気で裏切ったりします。
ヒーローだから、こうあるべきだ!という枠なんていっさい必要ありません。
だって、ヒーローである前にいち人間ですから。
人もヒーローも、そうやって強くなります。
愛する家族や恋人、親友を守るために。
ただ悪党であっても、愛すべき存在はいます。
心のちょっとした歯車の狂いによって、悪の心が芽生えてしまうのです。
その芽は一度咲くと、どんどん蝕まれてしまいますが。
ヒーローであっても、悪党であっても、大富豪であっても、貧困であっても、人であり悩みや不安を抱えて生きているということです。
さいごに
観る前は弓矢のヒーローだからといってバカにしてましたが、一度観てみると案外面白くハマってしまいました。
弓矢の攻撃も地味かと思えば、迫力があって全然カッコよかったですし。
久々の大ヒットドラマで、ここ最近夜更しにも挑戦しました。(意図的に挑んだわけではありませんが。)
歳をとるとダメですね。
翌朝起きるのがキツイこと。
それでも、次の日も、次の日もと毎晩のように観てました。
5年もの島生活が、エピソードを重ねるたびに明らかになっていく流れは、次も観たいという人の心理を上手についたなぁ、と思います。
気になる方はおすすめの海外ドラマですので、ぜひチェックしてみてください。
ちなみに
ARROW/アローのシーズン1を観終わったあとに、本ドラマについて調べてみてわかったことですが。
ARROW/アローは、DCコミックスのなかでも高い人気を誇るヒーロー「グリーン・アロー」が原作なんだそうです。
物語の舞台は、現代風に置き換えられていますが。
で、このグリーン・アローというヒーローは、DCの他作品と同様、バットマンやスーパーマンと同じ世界に生きてて、原作では彼らと共闘する可能性が高いことから、ファンの間で期待されているようです。
それと海外ドラマARROW/アローに話を戻しますが、シーズン2では世界最速のヒーロー「フラッシュ」が登場します。
最終的にバットマンやスーパーマンと合わせて、DCコミックのヒーローチーム『ジャスティス・リーグ』が映画で結成されたりすると、絶対観に行きますね。
少しでもアメリカコミックファンと思う方は、本ドラマを絶対観るべし!
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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