【アダムス・ファミリー】この世界観ヤヴァい!何回見ても面白い不朽の名作映画
参照:https://youtu.be/SwCTFLnlY50
作品情報
上映時間 | 100分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
監督 | バリー・ソネンフェルド |
音楽 | マーク・シェイマン 主題歌M.C.ハマー『The Addams Family Theme』 |
公開日 | 1991年(※日本は1992年公開) |
出演者 | ラウル・ジュリア(ゴメス・アダムス)アンジェリカ・ヒューストン(モーティシア・アダムス)クリスティーナ・リッチ(ウェンズデー・アダムス)
ジミー・ワークマン(パグズリー・アダムス) クリストファー・ロイド(フェスター・アダムス/ゴードン・クレイブン) カレル・ストルイケン(ラーチ) ジョン・フランクリン(カズン・イット) ダン・ヘダヤ(タリー・アルフォード) ダナ・アイヴィ(マーガレット・アルフォード) ジュディス・マリナ(グラニー) エリザベス・ウィルソン(アビゲイル) |
あらすじ
お化け一族として名高いアダムス家。顧問弁護士のタリー・アルフォードは莫大な借金があり、貸主のアビゲイル、ゴードン母子と協力してアダムス家の資産を狙おうとする。その資産を狙うためにタリーは、ゴードンがアダムス家の失踪した長男に似ていることに気づきそれを利用し、ゴードンをアダムス家に潜り込ませ金庫の在り処を探らせようとするが・・・。
こんにちは!オーサム(@awesome8v8)です。
今回ご紹介する作品は、映画『アダムス・ファミリー』です。
映画好きはもちろんのこと、そうでない方も一度はテレビで見たことがあるのではないでしょうか。
1991年にアメリカで公開されましたが、その時代につくられたとは思えないほど映像、ストーリー、演出、音楽どれをとってもクオリティの高さには驚きで、何度見ても面白くて世界観に魅了される映画のひとつです。
不気味で個性的なアダムス一家とあの独特な音楽。
このタイトルを聞くと必ずといっていいほど、あの曲が脳内で流れつい口ずさんでしまいます。
「ドゥドゥドゥドゥ♪タンタン!ドゥドゥドゥドゥ♪タンタン!・・・」と。
10年ごろ前かな。ホンダ・オデッセイのCMにも使われていましたね。
参照:https://youtu.be/LlsReKH7uew
この古びた映像と車が、懐かしさを感じさせます。
今ではこの音楽を聴くたびに、誰もが『アダムス・ファミリー』を思い出されるかと思います。
それほど世の中に知れ渡っている不朽の名作と言われています。
そんな本作をここ最近観てみましたが、やっぱり面白くて、個性的なキャラと世界観が最高にフィットしています。
では今からは、そんなフィット感全開の『アダムス・ファミリー』の感想、キャストと今現在の姿、テーマ曲について紹介していきたいと思います。
”アダムス一家のまじめに鋭く放たれるブラックユーモアが、まぢでおかしくてめちゃくちゃ笑えます。”
感想
まず子供の頃に見たときは怖いイメージがありましたが、大人になって観てみると物事の捉え方の変化があって新しい発見に繋がりました。
ホラーはホラーでもブラックジョーク満載で、どちらかといえばコメディ色強めですし。
不気味で強烈な個性をもつアダムス一家も一人ひとりがキャラ立ちをしていて、役を演じるキャスト陣の見事なまでの演技力には脱帽でした。
なかでもウェンズデー、ハンド、ラーチのお三方のキャラクターは大のお気に入りです。
変死体マニアで仏頂面の娘ウェンズデーの、ありえないことを次から次へとやってのけるシーンはかなりツボにハマりました。
執事のラーチの台詞の無い表情だけの演技も味わいがあっていいですし、ハンドに至っては名前の通り手首だけの演技で人の感情が見事に表現されてて素晴らしかったです。
それに本作が面白いと感じるのはその世界観ですが、一般的な価値観とはズレていて本来タブーとされる言葉や行動が彼らのキャラクターによって当たり前のように受け入れられてしまいます。
普通であればまったく笑えないところに、あえて挑戦した監督や制作スタッフの姿勢の凄みを感じます。
90年代の映像技術とは思えないほど、今でも自然な形で見ることができておすすめの映画です。
アダムス・ファミリーの出演キャストと現在の姿
ラウル・ジュリア(ゴメス役)
アダムス一家いちの伊達男。
不気味な笑みと、すべてを見抜かれそうな鋭い視線が映画のなかではとても印象的でした。
役にハマりすぎて、ゴメス抜きではアダムス・ファミリーを語れません。
本作で一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たした彼ですが、実は名優と言われながらも一度もノミネートされた経験がありません。
そんな彼ですが現在はというと、残念なことに1994年に胃癌と脳卒中の併発から54歳の若さでこの世を去りました。
遺体は彼の出身地でもあるプエルトリコで、多くのファンに見守られながら国葬の礼を持って迎えられたそうです。
アンジェリカ・ヒューストン(モーティシア・アダムス役)
細長い顔と高い鼻が印象的で、まるで魔女のような顔立ちをしていることから役柄にぴったりな彼女。
見た目の美しさとは裏腹に、彼女の笑みからは恐ろしさを感じさせます。
今だから言えることですが、個人的に本作で演じたモーティシア・アダムスが美輪明宏さんにしか見えません。
髪が黄色か黒かの問題だけで、みなさんはどうですか?
美輪明宏似の彼女ですが現在の姿はというと、ややふっくらとした面持ちです。
しかし60代にしてはツヤのある肌にびっくりで、若々しさを保つ美意識が高いように感じられます。
努力の賜物ってやつですかね。
クリストファー・ロイド(フェイド・アダムス役)
首がなく二重顎が印象的なキャラクターを演じた彼。
1では記憶喪失、2では結婚詐欺の被害にあうなど、とにかくアダムス・ファミリーいち人騒がせなキャラクターを演じました。
スキンヘッドにパンダのようなメイクで、しゃべると意外と可愛くて親しみやすさがにじみ出ていてどこか憎めないキャラクターです。
そんな彼ですが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクと同一人物とは思えません。
現在の姿はというと、顔の輪郭は相変わらずそのままで、特徴的だった目が面影もなく縮小されているのが伺えます。
クリスティーナ・リッチ(ウェンズデー・アダムス役)
アダムス一家のなかに天使のような可愛らしい女の子がいたかと思うと、性格に難ありの少女ウェンズデー。
大人顔負けの毒舌ぶりは、本作の見どころポイントでもあります。
続編の『アダムス・ファミリー2』に至っては、真面目な顔で卑猥な発言を連発するシーンがあって、その過激さもグレードアップしています。
そんな毒舌キャラの少女を演じたクリスティーナ・リッチの現在の姿はというと、大人になりセクシーさに磨きがかかっていました。
おでこの広さは拡張されていますが、個人的には前髪を分けているとおでこの面積が広すぎてハゲているように見えてしまうため、前髪を下ろした彼女のほうが可愛らしくて好みです。
それにしても驚くほど変貌しているわけでもなく、可愛らしさを保っていたので内心ホッとしてます。
ジミー・ワークマン(パグズリー・アダムス役)
アダムス一家のなかにひとりおとなしそうな顔をしている奴がいるかと思えば、やることは残虐な少年パグズリー。
やはりアダムスの血筋を引き継いでいるのでしょうね。
クラスメートにいたらイジメの対象になりそうな見た目をしていますが、ウェンズデーと一緒に行ういたずらを見てまず誰も彼のことをイジメようとは思わなくなるでしょうね。
そんなパグズリーを演じたジミー・ワークマンの現在はというと・・・うん。
変化なし!といった面持ちでしょうか。
どう見ても、変わりなしです。
ちなみに『アダムス・ファミリー』出演後は演技の道ではなく、映画やドラマの技術スタッフ、裏方として支える道を歩んでいるようです。
ジュディス・マリナ(グラニー役)
出典inteligenteonline.wordpress.com
アダムス一家のグランドマザー。
赤ずきんちゃんに登場する魔女のような見た目が印象的です。
残念ながら彼女も、2015年4月10日にこの世を去りました。
カレル・ストルイケン(ラーチ役)
顔が細長くこめかみの凹みが印象的で、これはまるでフランケンシュタインと思ってしまうほど激似の執事キャラクターです。
凹みの部分はメイクかと思いきや、写真を見た限り本物であることに驚きました。
役柄を演じているのは、写真家としても活動しているカレル・ストルイケンです。
現在の姿はというと、ほとんどそのままの状態で今でもイケるんじゃないかと思います。
ジョン・フランクリン(カズン・イット役)
見た目が見た目ですから、むしろ誰がこの役を演じているのかさえもわからないのではないでしょうか。
ボクもネットで調べてみて初めてわかりましたが、現在の姿と言っても比較のしようがありません。(笑)
こう言っちゃ失礼ですが、この役は誰でもよかったのではないのかな。
カズン・イット役を演じたのは、ジョン・フランクリン。
『アダムス・ファミリー』出演後は、目立った活動もなく2000年頃から俳優業を一度休止していたようです。
ダン・ヘダヤ(タリー・アルフォード役)
見た目は驚くほど、この方が一番変化が見られません。
割れた二重顎が気になって仕方がありませんが、一度気になり出すとそこにしか目がいかなくなってしまいます。
今でも自然なかたちでタリー・アルフォード役を、演じられるのではないかと思います。
ダナ・アイヴィ(マーガレット・アルフォード役)
現在の姿は以前と比べややふっくらとしていますが、この方もさほど変わっていない印象を受けます。
女優としてのキャリアが50年を超える彼女は『アダムス・ファミリー』出演後は、『ホームアローン2』『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』などに出演
最近では大人気ドラマシリーズ『ボード・ウォークエンパイア 欲望の街』でミス・マクゲイリーを演じています。
エリザベス・ウィルソン(アビゲイル・クレイブン役)
本作でアダムス・ファミリー一家の財宝を狙うペテン師キャラを演じた彼女。
ジュディス・マリナが亡くなったのに続いき、彼女も2015年5月9日にこの世を去ることとなりました。
テーマ曲
「The Addams Family Theme」
参照:https://youtu.be/o4qZRLnOrG0
今でも親しまれている『アダムス・ファミリー』を象徴する音楽。
ただもともとはVic Mizzy(ビックミジィ)という方が作曲をしたもので、本作にこの曲が使われたのをきっかけに大ヒットしました。
その後はアレンジが加えられたCDが発売されるなど、The Addams Family Themeといっても100種類以上ものバリエーションがあります。
オリジナルサントラをそのまま使うと使用料が高いことから、ホンダのCMに使われた曲は再演奏された曲だそうです。
さいごに
今から20年以上前の映画になりますが、不朽の名作といわれるだけあってその内容は、とても楽しませてくれるつくりになっています。
ミステリアスでグロテスクな要素が含まれていますが、その素性はブラックジョーク満載のユニークな映画であります。
日常に刺激を求めている方にこそ、個性豊かなキャラクターが繰り広げる『アダムス・ファミリー』の世界観を楽しんでもらえるかなと思います。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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