【プロジェクト・アルマナック】デヴィッドたちの夢中ぶりに元気が出る映画
公開日:
:
最終更新日:2015/12/18
SF, ファンタジー 元気・やる気を出したい
参照:https://youtu.be/9zdC30Q47WA
作品情報
上映時間 | 106分 |
監督 | ディーン・イスラエライト |
音楽 | マイケル・ジアッキーノ |
公開日 | 2014年 |
製作国 | アメリカ |
出演者 | ソフィア・ブラック=デリアアレン・エヴァンジェリスタギニー・ガードナーサム・ラーナージョニー・ウェストンエイミー・ランデッカー
ゲイリー・グラッブス ゲイリー・ウィークス |
こんにちは!オーサムです。
今回ご紹介する映画は、『プロジェクト・アルマナック』です。
なにやら本作はネット上で、クロニクルとバタフライ・エフェクトを合わせた作品であると言われていますが、個人的にはそれにプラスしてソーシャル・ネットワークやバトル・オブ・シリコンバレーなどの要素も含まれている作品だと思いました。
というのも、主人公デヴィッド・ラスキン(ジョニー・ウェストン)とその仲間たちがタイムマシーンを完成させていく姿がストーリー上に描かれているのですが、そのときの夢中ぶりといったら、それはもうFacebookの創始者マーク・ザッカーバーグやアップルの創始者スティーブン・ジョブズ、マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツをふつぶつとさせます。
デヴィッドたちもそうなんですが、彼らに共通していることですごいと思うのは、好きなことに対しての夢中ぶりがハンパないわけです。
私も小学生の頃は、学校から帰って来たら手も洗わず、うがいもせず、とにかく友達と出掛けて虫取りに夢中になっていたものです。
そんなものんだから、母からはこっぴどく叱られることも多々ありましたが。(笑)
ザッカーバーグやジョブズ、ビル・ゲイツと比べれば夢中の質が違いますが、それでもその当時は、小学生ながら好きなことに打ち込んでいたというのは紛れもない事実です。
今までの人生を振り返ってみると、大人になってから物事に対して夢中に取り組んだという覚えがありません。
そう思うと、私ももう28歳かと、妙に物思いにふけてしまいます。
珍しくネガティブ&おじちゃん発言をしていますが、映画とわかってても本作を観てると羨ましい気持ちになります。
しかしその反面、デヴィッドたちからは勇気と希望、そして熱い想いをもらいました。
28歳といっても、今からでも夢中になれるものを探して挑戦するのは、十分可能な歳です。(自分でいうのもなんですが。)
このブログだって、映画が好きで、映画を通して人生について深く考えさせられましたし。
自分自身の成長にとって、映画は必要なものであると感じたから、みんな(読者)にもその素晴らしさを伝えれたらと思い、ブログをはじめたわけです。
本当は、もっと人生に影響を与えてくれた映画を紹介したいのですが、まだまだ夢中になりきれていない部分もあって。
特に想いや考えを文章に置き換えることに時間がかかってしまい、集中力が途切れてしまうことが頻繁にあります。
文章も、お世辞にも上手いとは言えませんし。
だからこそ、今よりももっと!という想いで、試行錯誤しながら日々執筆を進めているような感じです。
今は月に数記事しか書けていませんので、情報収集と執筆時間の短縮を図り、より多くの映画が紹介できたらと思っています。
そのためには、とことん夢中になって取り組むことを意識していきたいと思います。
このような想いや考えに至ったのも、デヴィッドのお陰です。
今もし、仕事で疲れて元気がでないとか、いつものやる気がおきないという方は本作の鑑賞ををおすすめします。
私は本作の鑑賞を機に、いつまでもロマンを追い続けるバカな男で在り続けたい、そう心のなかで誓ったのはここだけの話です。(笑)
キャストの紹介
本作に登場するキャストの紹介ですが、ここでは主にタイムトラベルに参加しているメンバー5人の、タイムトラベラーを取り上げたいと思います。
日本では本作自体あまり認知されていないせいか、キャスト5人の認知度は低いようです。
ジョニー・ウェストンとソフィア・ブラック=デリア辺りは、知っている人は知っている程度で、そのほかはまったく知らないという方が多いみたいです。
実際私も、ジョニー・ウェストンは知っていましたが、ほか4人の存在は知りませんでしたから。
本作の鑑賞を機に俳優の情報を調べてみましたが、ウィキペディアにも載っていないほど情報は不足している状況です。
大ヒット映画に恵まれれば、日本でも有名になるんだろうけど。
まだまだ年齢的にも若く発展途上ということで、これからの未来に期待です。
デヴィッド・ラスキン(ジョニー・ウェストン)
タイムカプセルを完成させた張本人。
物語の冒頭では、話題のドローンを使って実験を成功させます。
機械に強く頭もいいが、好きな女性に対して一歩引いてしまうなど臆病な性格の持ち主です。
本作のほかにも、『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』という作品に出演しています。
アダム(アレン・エヴァンジェリスタ)
デヴィッドと一緒に、タイムカプセルを完成させたもう一人の人物。
デヴィッド同様、機械に強く知識も豊富です。
デヴィッドの妹であるクリスティーナに、一人想いを寄せています。
見た目が「溝端順平」の顔を少し崩した感じに、似てると思うのは私だけでしょうか?
クイーン・オールドバーグ(サム・ラーナー)
デヴィッドとアダムの友人。
立ち位置としてはムードメーカー的な存在ですが、言葉を悪くして言えば完全なるおバカキャラの男です。
とくに機械に強いというわけではないですし、頭も決していいとはいえません。
ただ彼がいると、場が和みます。
化学の授業のときは、バカすぎてホント笑えました。
それとアダム同様、誰かに似ていると思いませんか?
そう!サッカー選手の「メッシ」に。
写真を見る限り、完全に似てますよね。
クリスティーナ・ラスキン(ヴァージニア・ガードナー)
デヴィッドの妹。
カメラを回していることが多いです。
ミュージックフェスタ会場での水着姿は、ガチで鼻血ものです。
あんな格好であんなにはしゃいでる姿を見たら、誰だって好きになっちゃいます。
本作で一番カワイイ女優であると、個人的には思っています。
ジェシー・ピアース(ソフィア・ブラック=デリア)
デヴィッドが想いを寄せている女性です。
ひょんなことから、途中でタイムトラベラーのメンバーに加入しました。
個人的に彼女のことは、好きになれません。
デヴィッドが想いを寄せているだけで、別に彼女の立ち位置なんていらないのでは?と思いましたし。
確かにルックスもスタイルも、悪いわけではないのですが。
それでも、好きになれないのが本音です。
珍しく、理由もなく嫌悪感を抱きました。
POV方式で撮った面白映画6作品
本作は一般的な撮影の方法ではなく、POV方式という方法で撮影されています。
このPOV方式というのは、カメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワークになっています。
一般的な撮影方法と比べてPOV方式だと、リアリティのある映像を作り上げることができます。
フェイク・ドキュメンタリー映画なんかは、この方式で撮られることが多いです。
また近年では、ホラー系やパニック系の映画でPOV方式を採用している作品も増えてて、意外とハマりました。
というわけで本作以外で、POV方式で撮った面白映画の6作品を紹介します。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト
参照:https://youtu.be/thgxGmarMgc
1999年に公開されたアメリカの映画。
POVブームの火付け役となった代表作です。
「魔魔女伝説が残る森で迷ったドキュメンタリー映画撮影隊の男女3人が直面する恐怖を描く異色ホラー。」
背景説明のためのメディアミックスを展開しつつも、物語の核心に繋がる部分の情報を
極端に制限した手法が当たり、世界的な大ヒットに繋がりました。
クローバーフィールド
参照:https://youtu.be/s-8ISAzYvns
2008年に公開されたアメリカ映画。
頭部のない自由の女神のパッケージが、とても印象的です。
自由の女神の頭部が無惨に破壊され転げ落ちる予告シーンは、衝撃すぎて有名になりました。
「巨大怪獣が大都会を襲うという古典的モチーフながら、怪獣よりもその足元を逃げ惑う人々の状況に焦点を当てた擬似ドキュメンタリー作品。」
ハリウッド映画としては低い製作費(2500万ドル)にも関わらず、オープニング3日間で4000万ドルの興行収入を記録。
日本でも初登場1位を記録し、最終的な興行収入は12億円という好成績を残しました。
REC/レック
参照:https://youtu.be/oRKxGZV4ixA
2007年にスペイン、2008年に日本で公開されたスペイン映画。
POV方式での撮影によって、緊迫感がハンパない作品です。
ドキュメントホラー映画のなかでも、まったく新しいジャンルを確立したといっても過言ではありません。
「封鎖されたアパートで起こった伝染病の惨劇を、テレビ番組クルーの手持ちカメラ視点でとらえた、ドキュメンタリー調の臨場感あふれるパニック・ホラー。」
続編もREC/レック2 (2009年)、REC/レック3 ジェネシス(2012年)、REC/レック4 ワールドエンド(2014年)と公開されました。
パラノーマル・アクティビティ
参照:https://youtu.be/c4FmtZq08OI
2007年に公開されたアメリカ映画。
タイトルの意味は“超常現象”。
ゲームデザイナーでもあるオーレン・ペリが、監督・脚本を務めた自主製作映画。
監督自ら映画の編集を行い、しかも編集作業は自身が所持するパソコンを使ったんだそうです。
この映画は監督の自宅で撮影されており、撮影期間はたったの7日間。
ちなみに、監督もキャストもすべて無名の人物です。
クロニクル
参照:https://youtu.be/StX8ww4AmtI
2012年にアメリカ、2013年に日本で公開されたアメリカ映画。
「高校生3人組がある日超能力を手に入れ、次第に破滅してゆく物語をファウンド・フッテージ形式でリアルに描いた作品。」
この映画を観る前に、ネットで「ネタばれ」や「あらすじ」を絶対読んではいけません。
「予備知識ゼロ」が、この作品を楽しむ絶対条件です。
切ないけど素敵なラストには、思わず感動しちゃいました。
ダイアリー・オブ・ザ・デッド
参照:https://youtu.be/9xCq_Pi1ZZw
2008年に公開されたアメリカ映画。
「ゾンビが発生しはじめた社会を、映画作成をしていた学生がまわしているカメラを通して描いているPOVゾンビ映画。」
監督は、ホラー映画の巨匠にして、ゾンビ映画の第一人者として知られるジョージ・A・ロメロ。
ハンディカメラによる主観撮影の映像は、圧倒的な緊張感が味わえます。
ストーリーのテンポが良く、事件に巻き込まれてしまう臨場感はとても新鮮でした。
さいごに
ちょくちょくPOV方式の映画が公開されていますが、本作はタイムトラベルがテーマになっているなど、POV方式の映画としては大変珍しい作品です。
また当たり外れもありますが、このての映画のなかでも面白さは自信をもっておすすめします。
本作から学べることも多くありますし。
ちょうど、仕事で悩んでてやる気がでない時に観た映画なので、自然とやる気も出てきました。
もちろんそれには、デヴィッドたちの夢中ぶりを意識して観る必要がありますが。
結局のところ、「人生は夢中になったもん勝ち!」みたいなものです。
デヴィッドたちのように、これから夢中になれるものを探すのもいいですね。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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