海外ドラマ【プリズン・ブレイク】絶対に観なきゃ損するテレビシリーズドラマ
公開日:
:
最終更新日:2015/12/18
海外ドラマ ハラハラ・ドキドキしたい, 学びたい
参照:https://www.youtube.com/watch?v=kTpzK-XJygo
作品情報
上映時間 | 各43分 |
監督 | ポール・シェアリング |
サウンドトラック | オリジナル・テレビジョン・サウンドトラック「プリズン・ブレイク」 |
公開日 | 2006年 |
制作国 | アメリカ合衆国 |
出演者 | ウェントワース・ミラー(マイケル・スコフィールド)ドミニク・パーセル(リンカーン・バローズ)
サラ・ウェイン・キャリーズ(サラ・タンクレディ) アマウリー・ノラスコ(フェルナンド・スクレ) ロックモンド・ダンバー(ベンジャミン・マイルズ・フランクリン) ロバート・ネッパー(セオドア・バッグウェル) ウェイド・ウィリアムズ(ブラッド・ベリック) ウィリアム・フィクナー(アレクサンダー・マホーン) etc. |
レビュー
こんにちは!オーサムです。
今回ご紹介する作品は、『プリズンブレイク』です。
アメリカは2005年、日本は2006年に公開されたドラマです。
本ドラマをはじめて観たのは、今から9年前ですからとっても懐かしい作品です。
9年前とずいぶん前のドラマになりますが、今でもその内容は鮮明に覚えています。
それほどインパクトのあるドラマです。
というのも、本ドラマの主人公であるマイケル・スコフィールド演じるウェントワース・ミラー。
この方のイケメンぶりといえば、それはもうド肝を抜いてカッコイイわけです。
今まで数々の海外俳優を見てきましたが、かっこよさのレベルは上位に位置するんじゃないかと思います。
笑った顔がとってもキュートですし。
甘いマスクと素敵な笑顔に、私が女性なら間違いなく惚れてしまう男です。
しかしそんな彼はプライベートで、2013年8月にある秘密をカミングアウトしました。
これを聞いた女性ファンは、ずいぶんショックを受けたと思います。
詳しい内容は、注目のキャストで紹介しています。
で、もう一つ、インパクトだったのがドラマの内容です。
刑務所の脱獄がテーマになっているですが、脱獄するまでの過程で様々な問題が発生してもそれに対処するマイケルの思考力と行動力は、観ていると徐々に引き込まれていきました。
それにシーズンが進むにつれて、FBI所属のアレクサンダー・マホーン捜査官(ウィリアム・フィクナー)との頭脳を駆使した逃走対決や、徐々に明るみになる組織の存在など、この部分はヤバイぐらい面白かったです。
今からプリズンブレイクを観ようと思っている方は、間違いなく寝不足には気をつけてください。
海外ドラマ特有の、先が気になって観てしまう、という状況に陥りますから。
何でもいいから面白い海外ドラマを観たい!と思っている人には、おすすめの作品です。
学んだこと
本ドラマを通して私が学び得たことについて、今から紹介したいと思います。
海外ドラマ『プリズンブレイク』を観て学んだことは、2つあります。
まず1つ目は、「緻密な計画と用意周到な準備によって目標は達成される」ということです。
そして2つ目は、「マイケルの思考力と判断力は誰でも身につけられる」ということです。
1つ目:緻密な計画と用意周到な準備によって目標は達成されることについて
当たり前の話ですが、目標は高ければ高いほど達成するのも難しくなります。
世の中で成功を収めているほとんど人は、みんなの見えないところで、高い目標に向かって日々努力を積み重ねているものです。
目標なしでは人は行動を起こせませんし、日々の行動の積み重ねなしでは成功は収めれません。
では、目標を達成するためには行動さえ起こしていればいいのかというと、それはそれで違います。
目標を達成するためには、「計画」と「計画を実行するための準備」が必要です。
計画と準備があってこそ、目標に向かうための行動ができるわけであって。
ただ行動だけを起こしていても、果たして目標に近づくことができているのか?と自分の行動に疑問をもつようになり、モチベーションが上がらず諦めてしまうという結果に終わってしまうことがほとんどです。
今の自分の力では到底不可能だけど、将来的には絶対に達成したいという高い目標を掲げたあとというのは、その目標に向かう過程を事細かく計画して準備をしていく作業が必要になります。
つまり、高い目標のレールに沿って、低い目標を必要なぶんだけ掲げてあげます。
そうすることで、モチベーションの維持や最小限の努力で目標を達成することができるようになります。
本ドラマを観ることで、このことについて学び吸収できるいい機会を得ることができます。
プリズンブレイクに話を重ねると、刑務所の脱獄という目標(無実の兄リンカーンを助ける)があって、脱獄するための計画をマイケルは練ります。
そして計画ができたあとは、何度も、何度もシュミレーションを重ね、頭に叩き込んでいきます。(主にフォックスリバー刑務所の図面の情報を。)
で、どうしても覚えきれない(忘れやすい)情報に関しては、自らの体に刑務所の設計図を模したタトゥーをいれて準備をします。
準備が整ったところで、実際に行動を起こし脱獄していくという流れになります。
無実の罪で死刑判決を受けた兄リンカーン・バローズ(ドミニク・パーセル)を助けるべく、マイケルが故意に刑務所へ入り、刑務所内で出会った仲間たちと脱獄を成功させていきますが、それには緻密な計画と用意周到な準備があってこそ実現可能になったわけです。
ドラマの世界の話ですが、目標を達成するために計画と準備が大切であることは、現実世界でも共通していえることです。
純粋に楽しむのもいいですが、このようにちょっとした視点を変えて観るもの、作品の新しい発見ができて面白いです。
そのほか、こちらの作品『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』を観て学ぶことができますので、チェックしてみてください。
2つ目:マイケルの思考力と判断力は誰でも身につけられることについて
人生の計画を構築する際の限った話になりますが、「計画はあくまで計画、人生とは不確定要素の集まり」というような言葉があります。
つまり、いくら緻密に人生設計を建てていても、生きていれば予想外の出来事に必ず遭遇します。
このとき、すぐに軌道修正できる人間もいれば、その逆で慌ててしまいそのまま計画をボツにする人間もいます。
主人公マイケルは前者の人間で、どんなに条件が悪くても、持ち前の思考力と判断力で次々とその状況を乗り越えていきます。
マイケルはドラマのなかでは、『潜在制止の機能障害』(low-latent inhibition)という脳の先天障害と200近いIQが組み合わさった人物という、ちょっと特殊な人間の設定になっています。
これはいわゆる、世間一般的にいう天才ということです。
では、私たち普通の人間が、マイケルのように優れた思考力や判断力を身につけることは可能なのか?
答えは、可能です!
思考力や判断力は、訓練次第では誰でも高めることはできます。
一方、IQは生まれもったもので、いくら訓練をしたとしても高めることはできません。
だからといって、IQが低い人間の思考力や判断力も低いというのは、必ずしもそうではありません。
確かにIQが高いと、物事に対してのやれる幅は広くなるとは思います。
それに物事の本質を捉えて、問題を解決するまでの時間も速くなります。
が、かといって、マイケルのような思考力や判断力は身につけられないことはありません。
さきほどもいいましたが、思考力や判断力は、訓練次第では誰でも高めることはできます。
IQは数値化されているぶん、基準がはっきりと出てしまいますが、思考力や判断力については基準というものがありません。
とはいうものの、ただ訓練するだけではマイケルのような優れた思考力と判断力は身につけられません。
学んだことの1つ目で紹介した、目標を達成するためにはただ行動を起こすのではなく、きちんとした計画と準備が必要であることと同じように、訓練前に理解しておかなければならないことがあります。
それは、「マイケルが物事に対してどのように考えているのか?」という部分の傾向を知ることです。
つまり、マイケルの思考のクセを知ってそれを真似すれば、おのずと優れた判断力も備わってきます。
成功者になりたいのならその人の思考を真似しろ!と、いわれるのはそういうことです。
本ドラマは、そんなマイケルの優れた思考を学び、ベストな判断力を身につけるための教材として観るぶんでもとても参考になりますので、この機会にぜひ視聴してみてください。
注目のキャスト
本ドラマに登場するキャストのなかで、私が特に気になった人物を紹介しています。
今回注目のキャストを紹介するにあたり、男優部門はずいぶん悩みました。
というのも、気になった人物はどれもクセのあるキャラクターで、キャストの方と役柄がまさにピッタリなんです。
マイケルたちの前に立ちはだかる、ロバート・ネッパー演じる悪役のセオドア・”ティーバッグ”・バッグウェルや、ウィリアム・フィクナー演じるFBI所属のアレクサンダー・マホーン辺りは捨てがたく、個人的にとても印象に残った2人です。
ティーバックは噛み付いたら絶対離さないハイエナのようなキャラで、どの悪役よりも一番目立っていました。
かたや、マホーンはとにかく頭のキレが良くて、見た目の細い身体からは想像できないほどタフガイな男で、意外と女性ファンも多いです。
そうですね。動物でたとえるなら、豹が一番妥当だと個人的に思います。
で、そろそろ本題に入りますが、そんな彼らを差し置いてダントツで輝いていた人物は、そう!この方です。
男性部門
もう、おわかりでしょうが、マイケル・スコフィールドを演じたウェントワース・ミラーです。
抜群のルックスに、頭の回転が速いという、美貌と知性を備えた男です。
しかし完璧な人間なんてどこにもいないというように、彼にも欠点はあります。
そこさえよければ、文句なし!なのですが。
こればっかしは仕方ありません。
では、一体どのような欠点があるのか、それは彼の体型を見ると一目瞭然です。
外国人は筋肉質だ!と、私自身勝手なイメージがついてしまっているのがいけなのですが。
筋肉質の海外俳優ばかりを見てしまっているので、目が肥えているのでしょうか?
鍛えられていない身体を見てしまうと、どうしても目についてしまいます。
兄のリンカーン役を演じるドミニク・パーセルのようなガタイまでとはいいませんが、少なくとも十分な二の腕と腹筋だけはあってほしかったです。
が、彼が身体をまったく鍛えていなかったのには、ある告白が関係しています。
2013年8月のサンクトペテルブルク国際映画祭を、欠席した告白でもありましたが。
映画祭を欠席するほどの告白とは、一体どのようなものなのか?
それは、同性愛者であることを告白しました。
このことをはじめて聞いたときは、自分の目や耳を疑いました。
またそれと同時に、身体を鍛えていなかったのはそういうことか!と私自身納得しました。
ちなみにウェントワース・ミラー以外でも、海外では同性愛者であることをカミングアウトしている人は多くいるようです。
たとえば・・・。
海外ドラマ「ヒーローズ」や映画「スタートレック」に出演した、ザッカリー・クリント。
ヒーローズでサイラー役を演じた彼の悪役ぶりは、ガチで最強でした。
海外ドラマ「ブラザーズ&シスターズ」に出演したルーク・マクファーレン。
彼はこの映画で一躍有名になりました。またドラマ内でも、ゲイ役を演じていたことでも有名です。
そして驚くことに、あのウェントワース・ミラーと交際されています。
2人とも超イケメンだけに、なんだか超ガッカリです。
海外ドラマ「ホワイトカラー」に出演した、マット・ボマー。
正統派の俳優として、全国に女性ファンも数多くいます。
私生活では、養子の子供が3人います。
海外ドラマ「Glee」に出演した、ジョナサン・グロフ。
同じく、クリス・コルファー。
Gleeは2011年に、ゴールデン・グローブ賞を2年連続で作品賞受賞するなど、全米でで社会現象を巻き起こした青春ミュージック・ドラマです。
またサウンドトラックも大ヒットし、全世界シリーズ累計でアルバム・セールスは1,000万枚を突破しました。
ウェントワース・ミラーを筆頭に、イケメンに限ってゲイである事実に衝撃を受ける女の子も続出しちゃいますよね。
続きまして、女性部門の注目キャストの紹介です。
こちらの紹介も、私の好みの問題でずいぶん悩みました。(男性部門ほどではありませんが。)
サラ・タンクレディ役のサラ・ウェイン・キャリーズや、ベロニカ・ドノバン役のロビン・タニーの、どちらも大人としてのセクシーさを感じます。
それに2人に共通している部分で、プリズンブレイク以降のドラマで、大ヒット作品に出演しています。
サラ・ウェイン・キャリーズは「ウォーキング・デッド」で、ロビン・タニーは「メンタリスト」です。
ウォーキング・デッドもメンタリストも、今の海外ドラマの代表格となる作品です。
こんな素晴らしいドラマに出演している2人だからこそ、選べないといえば優柔不断であることがバレてしまいそうなので、ここは男らしくズバッと決めたいと思います。
では、いきます。
女性部門の注目キャストは、ずばり!この方です。
女性部門
そう!サラ・ウェイン・キャリーズです。
ふんわりとしたおでこに、アヒル顔が印象的な彼女。
そんな彼女、生まれはアメリカのイリノイ州で、両親は大学教授です。
経歴は高校卒業後ハノーバーのダートマス大学へ入学し、在学中に演劇にも携わっていました。
本格的に女優を目指し、ニューヨークへ移ったあとの2003年に、アメリカの3大ネットワークのひとつ、NBCのドラマQueens Supremeに出演するチャンスを掴みます。
その後2005年に海外ドラマ「プリズン・ブレイク」にて、サラ・タンクレディ役で出演。
2006年には、映画「聖なる予言」にて、マージョリー役で出演。
2010年には、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」にて、主人公の妻ローリ役で出演。
2011年には、映画「フェイシズ」にて、フランシーン役で出演。
2014年には、映画「イントゥ・ザ・ストーム」にて、アリソン・ストーン役で出演するなど、意外にも映画や海外ドラマに携わった作品数は少ないようです。
まぁ、彼女は仕事よりも、家庭や家族を大事にするタイプの人間みたいですから、仕方ないといえば仕方ないですね。
2007年にプリズンブレイクを降板した理由も、家族との時間が取れなくなったことや妊娠のためでしたから。
ウォーキング・デッドすら、途中までの出演となっています。
学生時代から演技について学んでいる影響か、すごく演技が上手だけにもったいないです。
育児や主婦に専念しているのか、当分は彼女が出演する映画や海外ドラマ等の出番はなさそうです。
さいごに
「プリズン・ブレイク」は今から(2015年現在)9年間に観た作品で、とりあえず海外ドラマを観たいという方には、おすすめの海外ドラマです。
「24 -TWENTY FOUR-」や「LOST」と並ぶ、3大ドラマのひとつとして有名です。
実際視聴者数も、初回の放送ではアメリカで1話と2話連続で放映されたのですが、そのとき1,050万人を獲得したといいます。
これは当時のアメリカの人口数(約2億9600万人)で考えると、約28人に1人はみているという計算になります。
その後も続編が放映されるたびに1,000万人以上の視聴者を獲得し、2005年にはじまったテレビドラマとして見事に成功を収めました。
日本では2006年の5月からDVDレンタルが開始されましたが、その人気ぶりは予想をはるかに超えていて、レンタルをしたくてもレンタル待ちというのはざらにありました。
1話完結型ではない、先が気になるような終わり方ですから、気になって、気になって、何度もレンタルショップへ足を運んだのを覚えています。
このとき他の人にDVDを借りられている経験を何度もしましたが、非常に耐え難い瞬間でした。(経験したことのある方ならわかってくれると思いますが、言葉ではあらわせないほどのショックです。)
今は、レンタルショップへ行っても借りやすくなっているとは思いますが、絶対の保証はできません。
まとめて観ようと思っている方なら、一気に観られるHuluが断然おすすめです。
DVDの本数でいうと、シーズン1は12本、シーズン2も12本、シーズン3は7本、シーズン4は12本で、合計して43本あります。
DVDのレンタルが1本50円だとしても、43本だと2,150円掛かります。
これだとHuluのほうが、値段的にもずいぶんお得です。
今なら14日間無料で、プリズン・ブレイクを視聴することができます。
期間限定の配信ですので、視聴したい方はお早めに→Huluで今すぐ視聴
今回私は、「緻密な計画と用意周到な準備によって目標は達成される」ことや、「マイケルの思考力と判断力は誰でも身につけられる」ことについて、プリズン・ブレイクから学びました。
純粋に楽しむのもいいですが、視点を少し変えてみるだけで、ほかにも学べることはたくさんあるかと思います。
映画やドラマから学んだことは、人生でもきっと役に立ちます。
ですから、ぜひ!ぜひ!いろんな視点でみて、いろんなことを学んでみてください。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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