映画【マーヴェリックス／波に魅せられた男たち】から学ぶ！目標達成に必要なたった１つの行動

作品情報

上映時間	１１５分
監督	カーティス・ハンソン マイケル・アプテッド
脚本	カリオ・サレム
音楽	チャド・フィッシャー
公開日	２０１２年
出演者	ジェラルド・バトラー ジョニー・ウェストン レヴェン・ランビン エリザベス・シュー アビゲイル・スペンサー

 

あらすじ

カリフォルニア州サンタクルーズ。16歳の高校生ジェイ・モリアリティ(ジョニー・ウェストン)は、カフェで働く母親(エリザベス・シュー)と二人暮らし。

ある日、世界最大級の大波として知られる“マーヴェリックス”がサンタクルーズ近くに出現することを知ったジェイは、隣に住む伝説的サーファー、フロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)に、大波を乗りこなすテクニックとスピリッツを教えてもらうことになる。

モンスターウェーヴを制するには強靭な体力や技術だけではなく、自然と向き合い死の恐怖とも対峙する強い心が不可欠だ。

真剣なジェイとそんな彼に心打たれたフロスティは、この不可能に近い挑戦に二人三脚で乗り出していく。二人の間に父子のような絆が芽生える中、ジェイは幼なじみのキムと恋を育み、やがてついにジェイが“マーヴェリックス”に挑む日がやってきた……。

引用元：Movie Walker

 

こんにちは！オーサムです。

 

今回ご紹介する映画『マーヴェリックス』は、これから新しいことを始めたい、新しいことに挑戦したい、という方にもってこいの作品なんです。

 

というのも、ヒトって新年を迎えると、いろいろと新しいことに挑戦したくなる傾向がありますよね。

 

環境の変化や新しい心境の変化による影響なのかもしれませんが、大半は過去の自分の人生よりも、もっといい人生を送りたい、と現状に満足していない向上心の高い人間に多く見られます。

 

そういう私もそっちの部類の人間になりますが。

 

「今年こそは、掲げた目標をなにがなんでも絶対達成するぞー！」と意気込んでいる方は、なおさら本作の鑑賞をおすすめします。

 

主人公“ジェイ・モリアリティ”がどのような壁にぶち当たり、その後どのような行動に移したのか。

 

目標の立て方から、目標を達成するためのやり方まで、具体的な方法を学ぶことができます。

 

不可能と思っていることでも、決して諦めず地道な努力を積み重ねたヒトにこそ、結果はついてくるものです。

 

何事も初動が大切ですから、新年を迎えた今、ジェイから多くのことを学んでみてください。

 

目標達成に必要な「大きな目標」と「小さな目標」

いざ目標を立てるとなると、あれもこれもと漠然としたものを立ててしまいがちです。

 

たとえば、高級車を買うだとか、高級マンションに住むだとか、月に１度海外旅行へ行くだとか…

 

非現実的なことを考えてしまえば切りがありません。

 

もちろん、これらの目標が悪いということではないのですが。

 

目標立てが上手な人がやっているのが、大きな目標を掲げたあとにその目標に対して、小さな目標をいくつも掲げているところです。

 

この目標の立て方は、ジェイ本人もやっていました。

 

彼は波に乗りたい（＝サーフィンがしたい）という目標を掲げたあと、基礎体力を上げるため肺活量を来る日も、来る日も、地道に鍛えていました。

 

しかも彼はただ闇雲に鍛えるのではなく、しっかりと大きな用紙に計画を書き、カレンダーに１日の評価をつける行動をとっていました。

 

このシーンを観て、改めて目標設定の大切さに気づかされました。

 

大きな目標を達成するためには、それ相応のモチベーションが必要になってきます。

 

が、そのモチベーションというのは大きな目標だけだと、いつまでも長続きはしません。

 

モチベーションを維持していくためには、小さな目標が必要になります。

 

毎日、毎日、達成できそうもない目標に向かっていると、だんだんモチベーションは下がり途中で諦めたくなる気持ちに駆られてしまいます。

 

そうならないためにも、大きな目標を掲げたあとは小さな目標を掲げることが達成する秘訣でもあります。

 

それと、カレンダーに評価をつけるやり方も、モチベーションを維持していくのに上手な方法です。

 

１日の終わりに自分の評価をしてあげることで、成長が目に見えるため、毎日のモチベーションはグッんと上がることは間違いありません。

 

目標を立てる前に自分の立ち位置を把握すること

目標を立てましょう、と言われてそのまま目標を立ててしまうのはよくありません。

 

なぜなら、目標を立てる前にまずやらなければいけないことがあるからです。

 

それが自分の立ち位置を把握することです。

 

これはどういうことなのかというと、自分のことを十分理解しているのなら特に問題はないのですが、何も理解していないうちに目標を立ててしまうと、的外れな目標を立ててしまうからです。

 

そうなれば、そもそも自分には合っていない目標を掲げていることになりますから、万が一軌道を修正したくてもかなりの労力を必要とします。

 

ここは慎重に、まずは自らのことを理解することからはじめましょう。

 

で、一体何から自分のことを理解すればいいのか、という話になりますが、はじめにやるべきことは、今の段階で自分には「何ができて、何ができないのか」、この部分を徹底的に自己分析しましょう。

 

十分に自己分析が終われば、次にやるべきことは「何をしたくて、何をしたくないのか」、という部分を詳しく書き出しましょう。

 

この２つのステップに沿って目標を立てることで、今の自分に最適な目標を設定することができるようになります。

 

これにより人生の方向性が思うようになり、成功体験も増えモチベーションへ繋がります。

 

小さなことでも成功体験を積めば、それが自信へと変わり、その自信が大きな目標の達成へ繋がっていくはずです。

 

そう、誰もが無理と思われた世界最大級の大波、通称マーヴェリックスに乗ることさえも、ジェイは見事に成功させました。

 

しかしそこにたどり着くまでには、いくつもの険しい道のりがありました。

 

想像を絶する大波を制するために必要なのは、「肉体・精神・感情そして魂を鍛えること」、このことを徹底的にフロスティから叩き込まれました。

 

また１２週間という限られた時間の中で、トレーニングをしなければならない状況が過酷さに拍車をかけました。

 

まさに自分との勝負。

 

自分に負けてしまえば、マーヴェリックスにすら乗れないことをジェイはわかっていました。

 

だから最後まで諦めずに、どんな苦しいトレーニングだとしてもフロスティと共に乗り越えることができたのだと思います。

 

誰でも最初は、自分のことなんてわからないものです。

 

わからないから、知ろうとしなければなりません。

 

自分のことさえわかってしまえば、おのずと相手のこともわかってきます。

 

それが人であれ、物であれ、波であれ、なんでも。

 

目標を立てるときでも、同じことが言えます。

 

まずは自分のことを知り、そのあとに目標を立てていきましょう。

 

最後に…

本作を観る前は、どこにでもありそうなありきたりなサーフィン映画と思ってましたが、鑑賞してみて、目標の立て方からやり方までの部分を改めて認識することができ、心から観てよかったと思いました。

 

ただのサーフィン映画と思ったら大間違いです。

 

そこには、ジェイとフロスティとの絆が描かれていますし、大きな目標に向かって、日々小さな目標に取り組むジェイの姿は、人生のヒントを掴む切っ掛けにもなりました。

 

この世に不可能なんてありません。

 

不可能と思うのは、単なる先入観に過ぎませんし、現状に甘えているだけのただの言い訳に過ぎません。

 

目標を達成するためには、できるかできないかではなく、やるかやらないか。

 

そして、それをやり続けられるかで結果は決まってきます。

 

こんな大切なことに気づかされた映画マーヴェリックスを、みなさんもぜひ一度鑑賞してみてください。

 

人生変わりますから。

 

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今日はこれでおしまい。

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

また次回もお楽しみに♪