興行収入8,600円!?2015年最も稼げなかった映画TOP10
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最終更新日:2016/01/09
ランキング
こんにちは!オサームです。
新年を迎えて、ふと思いました。
2015年に興行収入が高かった映画は一体なんだ!・・・と。
というわけで、2015年に最も興行収入が高かった映画について調査を進めていくと、ボクの予想とはまったく違った結果でした。
もうね、空振り三振です。
で、その気になる結果ですが、見事1位に輝いたのは95億円で『ジュラシック・ワールド』でした。
ボクの予想では、前作『マッドマックス/サンダードーム』以来、27年ぶりに製作されたマッドマックスシリーズの第4作『マッドマックス/怒りのデス・ロード』と思っていましたが、こちらの作品の興行収入は16億円で総合38位と、まさかのTOP10県外の結果に。
公開する前からメディアや雑誌でも多く取り上げられていましたし、27年ぶりだから絶対ナンバー1と思っていたんですが、ものの見事に惨敗でした。
で、ここでふと思うわけです。
映画の世界にも、世界中から注目を浴びるなど華やかな花道を歩む作品もあれば、その反面奈落の底に陥ち誰からも見向きもされない作品があるはず。
輝かしい世界の裏には、必ず暗闇の世界があると。
要は、大ヒットして売れる映画もあれば、コケて大損する映画があるということ。
そこで今回は、華やかな花道を歩む作品ではなく、奈落の底に陥ち誰からも見向きもされない作品の数々をご紹介したいと思います。
ブログのタイトルにもなっているように、ワースト1の作品は興行収入8,600円と、ここまで来たらもう笑えないですし、大損にもほどがあるだろう!と監督を含め制作スタッフのみなさんに同情すら抱きます。
一体どんな映画なのか気になりますよね。
それでは、10位から1位まで順を追ってご紹介します。
10位『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』
興行収入:4730万ドル(55.9億円)
推定制作費:6000万ドル(71億円)
回収率:79%
9位『アロハ』
興行収入:2630万ドル(31.1億円)
推定制作費:3700万ドル(43.7億円)
回収率:71%
8位『We Are Your Friends』
興行収入:360万ドル(4.2億円)
推定制作費:600万ドル(7.1億円)
回収率:60%
7位『アメリカン・ウルトラ』
興行収入:1540万ドル(18.2億円)
推定制作費:2800万ドル(33.1億円)
回収率:55%
6位『セルフ・レス』
興行収入:1230万ドル(14.5億円)
推定制作費:2600万ドル(30.7億円)
回収率:47%
5位『Jem and the Holograms』
興行収入:230万ドル(2.7億円)
推定制作費:500万ドル(5.9億円)
回収率:46%
4位『アンフィニッシュド・ビジネス』
興行収入:1440万ドル(17億円)
推定制作費:3500万ドル(41.4億円)
回収率:41%
3位『ブラックハット』
興行収入:1940万ドル(22.9億円)
推定制作費:7000万ドル(82.8億円)
回収率:27%
2位『ザ・ガンマン』
興行収入:1070万ドル(12.6億円)
推定制作費:4000万ドル(47.3億円)
回収率:27%
1位『ロック・ザ・カスバ』
興行収入:290万ドル(3.4億円)
推定制作費:1500万ドル(17.7億円)
回収率: 19%
参照元:フォーブス ジャパン
えっ!?ワースト1位の興行収入は、”8,600円”じゃなかったの?と、多くの方が疑問を抱いているかと思います。
が、実は興行収入8,600円というのは、イギリス単体での数字になります。
しかも、公開初日の数字です。
それでも公開初日に興行収入8,600円というのは、ある意味歴史的快挙といっても過言ではない結果ですが、完全に笑えないですね。
でも、アラブ首長国連邦とロシアではそれぞれ25万ドル(約3000万円)ほどの売り上げを記録しているようですが、制作費を2000万ドル(約24億円)費やしていますから、どっからどう見ても大コケなのがわかります。
日本では今のところ公開される予定はないようです。
ここまで来ると、興味本位で逆に観てみたい感じもしますが。
で!、で!、で!
その気になる映画ですが、イギリスで2015年10月に公開された『Momentum』(モメンタム)』という作品です。
あらすじは・・・
かつてCIAに裏切られ、非政府諜報組織BACの庇護の下で、潜伏生活を強いられてきた伝説の女エージェント・アレックスは、あるとき、一切の諜報稼業を辞して日の当たる生活に戻ることを決意する。引退後の資金稼ぎに、とある米国上院議員がオファーした闇の仕事、南アフリカでの偽装ダイア強盗を請負う。しかし逃亡直前、犯行メンバーのひとりで、往年の不倫相手でもあったBACの同僚ケビンが、依頼主である上院議員自身の差し向けた武装グループに惨殺されてしまい・・・。
というもの。
予告編
名優モーガン・フリーマンと、「オブリビオン」でトム・クルーズと共演していたオルガ・キュリレンコ主演のアクションスリラー映画であります。
超がつくほどの名優が出演されていても、現実は恐ろしいぐらい残酷な結果を招いています。
恐ろしや~。恐ろしや~。
今回ランキングの紹介にあたり、フォーブスジャパンの調査データを参考にさせてもらいました。
ランクづけの算出基準が、選定した映画は2000以上の劇場で公開されたものという条件でしたから、『Momentum』(モメンタム)は対象外だったようで、ただ単にあまりにも印象的だったので個人的にご紹介させてもらいました。
万が一、条件を満たしたとしても、TOP10以内に入る実力はもっていると思いますけどね。
さいごに
予告編を見た限り、正直面白そうだなと感じたのはボクだけでしょうか。
こちらの映画よりも面白くない映画は、この世の中にごまんとあるとは思いますし。
リーアム・ニーソン主演の『96時間』となんら変わりないアクション映画じゃない?、という印象を受けました。
どうしてこの映画が大コケしてしまったのか、甚だ疑問に感じるところではございます。
今やハリウッドで活躍する大スターを起用すればヒット作が生み出せるという条件は、崩壊したように思われます。
悲しいですが、ブラッドリー・クーパーやジョージ・クルーニー、ジョニー・デップといった有名俳優が出演する映画だったとしても、ヒットするとは限りません。
その証拠に、今回のランキングが物語っています。
『Momentum』(モメンタム)が日本で公開されることはないとは思いますが、もし動画配信などの方法で公開されるようなことであれば、観るかな・・・。いや、絶対観ます。
今日はここまで!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
また次回もお楽しみ♪
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