【007 スペクター】なにもかもが美しすぎて感性が高められる映画

公開日: : アクション

参照:https://youtu.be/eAQBc3affUU

作品情報

上映時間 148分
製作国 イギリス
監督 サム・メンデス
音楽 トーマス・ニューマン 主題歌 サム・スミス「Writing’s On The Wall」
公開日 2015年12月4日(日本)
出演者
ダニエル・クレイグ(ジェームズ・ボンド)
クリストフ・ヴァルツ(フランツ・オーベルハウザー)
レア・セドゥ(マドレーヌ・スワン)
ベン・ウィショー(Q)
ナオミ・ハリス(ミス・マネーペニー )
デビッド・バウティスタ(ミスター・ヒンクス)
アンドリュー・スコット(C)
モニカ・ベルッチ(ルチア・スキアラ)
レイフ・ファインズ(M)

 

あらすじ

少年時代を過ごした「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンド(ダニエル・クレイグ)。その写真に隠された謎に迫るべく、M(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、ローマへと赴く。

そこでボンドは悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルチア・スキアラ(モニカ・ベルッチ)と出逢い、悪の組織スペクターの存在をつきとめる。

その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ(アンドリュー・スコット)がボンドの行動に疑問を抱き、Mが率いるMI6の存在意義を問い始めていた。

ボンドは秘かにマネーペニー(ナオミ・ハリス)やQ(ベン・ウィショー)の協力を得つつ、スペクター解明の鍵を握る旧敵、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン)の娘であるマデレーン・スワン(レア・セドゥ)を追う。

死闘を繰り広げながらもスペクターの核心部分へと迫るなか、物語の舞台は氷雪のアルプス、そして灼熱のモロッコへー。ボンドは追い求めてきた敵と自分自身との恐るべき関係を知ることになる――!

参照:https://filmarks.com/detail/56769

 

007spectre

こんにちは!オーサム(@awesome8v8)です。

 

今回ご紹介する作品は、映画『007 スペクター』です。

 

本作は映画『007』シリーズとしては24作目、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる作品としては4作目となる作品。

 

ダニエル・クレイグの007シリーズの特徴としては、毎回クオリティが上がっている印象を受けます。(ダニエル・クレイグ以降のシリーズは観たことはありませんが。)

 

ダニエル・クレイグの大人の色気はもちろん、映像の美しさ、作品と音楽のフィット感、豪華な衣装に豪快なアクション、それに胸が踊るほどの演出の高さ。

 

どれもがシリーズを重ねる度に、グレードアップされています。

 

今までのシリーズを見ていただけたらひと目でわかります。

 

・1作目『007 カジノ・ロワイヤル

・2作目『007 慰めの報酬

・3作目『007 スカイフォール

 

観るほうも期待を裏切られないから、ますます本シリーズの好きレベルが上昇しちゃうわけです。

 

が、実は正直いってボクは『007』が大嫌いでした。

 

というのも、昔任天堂から発売されたNINTENDO64のゲームソフト『ゴールデンアイ 007』に対していい思い出がなかったからです。

 

1997年の代物ですから、今の10代後半から20代前半の世代の方はわからないかもしれません。

 

ボクたち世代(30代)からすれば、まずこのタイトルを聞くと懐かしい感情が生まれるかと思います。

 

当時は任天堂64のゲームソフトのなかでもかなり人気が高く、友達の自宅へ遊びに行っては必ず『ゴールデンアイ 007』でマルチプレイをしながらワイワイ楽しんでいました。

 

みんなと遊んでいるときには気づかなかったのですが、友達の影響で個人的に欲しいと思って購入したときに予想外の出来事に見舞われてしまいました。

 

たぶんボクだけじゃないとは思いますが、その予想外の出来事とは・・・。

 

”ゲーム酔い”です。

 

いつか慣れるかもしれない、そんな気持ちを抱きつつ酔っているのを我慢しつつプレイを続けていました。

 

ところが一向にゲーム酔いに慣れることはなく、脳がグルグルと回るような感覚になりながらも、せっかく買ったのにもったいないという気持ちと気分が悪いというはざまで小学生ながらも戦っていました。

 

つまりゲームの世界でもリアルの世界でも、戦っていたということになります。

 

しかしある日のこと、とうとう気持ちの悪さに耐え切れず封印することになりました。

 

記憶はさだかではありませんが、2週間もしないうちにプレイするのをやめたような気がします。

 

そんなほろ苦い以上の思い出が今でも鮮明に記憶として残ってて、『007』の文字を見ただけでも少し気分が悪くなることも稀にあるような状態です。

 

なので、ダニエル・クレイグがボンド役に抜擢されていなければ観ていなかったと思います。

 

ダニエル・クレイグのお陰で『007』の嫌なイメージが払拭されたようなものですから、まじめに感謝してます。

 

と、ボクのなかでのボンド役はダニエル・クレイグのイメージしかありませんが、歴代のボンド役のイメージを持たれている人からすれば、彼がボンド役に当初抜擢されたときにはアンチサイトができるほどのバッシングがありました。

 

初の金髪ボンドとして、それまでのボンドのイメージとはかけ離れていたとの理由からです。

 

けど、世間は彼の演技を見るなりバッシングどころか絶賛の声があがるなど、こういう手のひらを返すようなことがある度に嫌なら見なければいいと個人的に思ってしまいます。

 

今では最強で最高のボンドと言われるほど彼の実力は認められていて、歴代シリーズ最高のボンドと言われるショーン・コネリーをも超えるほど高い評価を得ています。

 

しかも興行収入もシリーズ最高記録を樹立しています。

 

前置きが長くなりましたが、本作を観た感想やダニエル・クレイグの魅力に迫りたいと思います。

 

Appleのような美しさ、そして映画の枠を超えた芸術品

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参照:news_header_007spectre_20160330_01.jpg

本作を観終わった感想としてまず挙げられるのが、”美しい”の一言に尽きます。

 

映像も、カメラワークも、音楽も、ダニエル・クレイグのスーツ姿も、ボンドガールの2名も。

 

その美しさは、冒頭からエンディングまで一直線に続きます。

 

たとえが良いか悪いかはわかりませんが、Appleが世に送り出す数々の製品には共通して言えるのが曲線が美しい、そして妥協のない究極を求めた先に完成されたその美しさはまさに芸術。

 

本作からは、言葉ではけして語れないその芸術的な要素が感じとれたわけですが、もはやこれは映画の枠を超えた芸術品なのです。

 

美しいものに触れて感性を磨きたいという、ちょっと意識高い系の人にはおすすめの映画です。

 

主題歌を歌うサム・スミスの美声がリピ確定レベル!

参照:https://youtu.be/8jzDnsjYv9A

本作の主題歌となる楽曲は「Writing’s On The Wall(ライティング・オン・ザ・ウォール)」で、歌手はサム・スミスになります。

 

これが美しいのなんの。

 

何度も聴きたくなるほど、サム・スミスの美声に酔いしれてしまうのですが。

 

この曲は発売されるいなや瞬く間に、全英のシングル・チャートで初登場1位を獲得しています。

 

これはボンド映画の主題歌としては初の快挙。

 

ミュージックビデオには、未公開本編映像を含む『007 スペクター』のシーンの数々が映し出される映像に仕上がってて、映像からは本編の雰囲気を味わうことができます。

 

なかでも、1分45秒あたりからはじまるダニエルとモニカ・ベルッチのラブシーンには思わずドキッとします。

 

ミュージックビデオを見たとしても本作の内容に差し障ることはないと思いますが、いくつかのシーンがカットされて流れるため、それが嫌だという方は絶対見ないほうがいいです。

 

ボクは我慢できませんでしたが。(笑)

 

こんなの今まで見たことない!洗練されたボンドカー

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参照:20160219-10239619-carview-000-2-view.jpg

映画好きが功を奏して今まで色んなスーパーカーを見てきましたが、個人的に最強で最高のスーパーカーといえば『ワイルドスピードSKYMISSION』に登場した”ライカンハイパースポーツ”でした。

 

が、しかし、本作に登場したボンドカーを見て一瞬にして虜になりました。

 

これほどまでに洗練されたスーパーカーは、ボクは一度も見たことがありません。

 

そのスーパーカーですが、名を「アストンマーチン・DB10」といいます。

 

本作のためだけに作られた特別仕様のスペシャルカーで、限定で10台生産されました。

 

そのうち8台は撮影用に改造され、完全な形で残っているのは2台だけです。

 

一般販売はされていませんが1台はオークションに出品されたらしく、日本円にして約3億9,000万円で落札されたんだそうです。

 

良いのか悪いのかわかりませんが、その車にはダニエル・クレイグのサインが入っているようです。

 

個人的には嬉しいですが。

 

それにしても一見パッとしないような印象を受けますが、この車の一体何がすごいのか。

 

”最新テクノロジーが搭載されているから?”

”それもととんでもない化け物級のエンジンが使われているから?”

 

どちらも違います。

 

この車の最大の魅力は、一切の無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインに尽きます。

 

ボクの考えになりますが、複雑なものよりもシンプルなものであればあるほど、そこに至るまでのプロセスで労力や時間なり掛かっているんだろうなと勝手に思考を巡らせてしまいます。

 

なんでもそうですが、ディテールにこだわっているものってとにかく美しいんですね。

 

今回のボンドカーは、細部までにこだわったアストンマーチンの妥協のない、まさに精神力の賜物です。

 

素晴らしいとしか言いようがありません。

 

残念ながらクラッシュ・テストや排ガス試験を受けておらず、一般的な使用において求められる耐久性も保証されていないため、公道での走行は認められていないようです。

 

セクシーさが鼻血レベルのボンドガール!注目はモニカ・ベルッチ

Monica Bellucci - Vanity Fair Italy May 2012-007

今回作中に3名ものボンドガールが登場しますが、なかでもシリーズ最年長のボンドガール「モニカ・ベルッチ」のセクシー度が失神レベルなわけです。

 

作中ではマフィアの未亡人ルチア役を演じ、ジェームズ・ボンドにある情報を提供することで物語が大きく進展していく重要な役割を担っています。

 

そしてもっとも印象的だったのが、ボンドとの絡み合うシーン。

 

シリアスな場面が続くのですが徐々に緊張がほぐれボンドの手中に収まっていく一連のシーンには、心臓がバクバクと鳴り響きDNAそのものをくすぐられました。

 

大人の雰囲気たっぷりでいてムーディーありありの妖艶な絡みは、決してお子様俳優たちには真似できない代物であります。

 

こんなセクシーな女優が過去にどのような作品に出演していたのか、居ても立っても居られず全力で調べてみました。

 

すると驚くことに、今まで結構有名な作品に出演していたことがわかりました。

 

主な出演作品

公開日 タイトル
1992年 モニカ・ベルッチの情事
モニカ・ベルッチのエッチなだけじゃダメかしら?
ドラキュラ
1996年 アパートメント (1996年の映画)
1997年 ドーベルマン
1998年 モニカ・ベルッチ/ジュリア
1999年 ライク・ア・フィッシュ
アンルーリー/復讐の街
2000年 アンダー・サスピション
ストリッパー/パリ18区
マレーナ
2001年 ジェヴォーダンの獣
2002年 ミッション・クレオパトラ
アレックス
2003年 ティアーズ・オブ・ザ・サン
マトリックス・リローデッド
マトリックス・レボリューションズ
2004年 パッション
スパイ・バウンド
セレブの種
2005年 ブラザーズ・グリム
ダニエラという女
ストーン・カウンシル
2006年 変人村
2007年 モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル
シューテム・アップ
2008年 マルセイユの決着
狂った血の女
2009年 50歳の恋愛白書
ダブルフェイス 秘めた女
シチリア!シチリア!
2010年 魔法使いの弟子
トゥルース 闇の告発
2011年 昼下がり、ローマの恋
灼熱の肌
2012年 サイの季節
2015年 007 スペクター

参照: https://ja.wikipedia.org/wiki/モニカ・ベルッチ

 

世界的に超有名なマトリックスシリーズはすべて観たはずなんですが、彼女の存在には全く気がつきませんでした。

 

大人の女性としての魅力はたっぷりとあったはずですが、ボクの好みの問題だったのかそれともただ単に忘れていただけなのか。

 

どちらにしても、彼女の魅力は歳を重ねるたびに美しくなっているような気がします。

 

それにしてもこの容姿で51歳とは反則的です。

 

では続いては、モニカ・ベルッチに負けないボンドガール2人の紹介です。

 

ボンドガール1人目「レア・セドゥ」

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作中では、ボンドの旧敵であったMr.ホワイトの娘であり医者でもあるマドレーヌ・スワン役を演じています。

 

ネット上には彼女の美しさを大絶賛している意見がちらほらあるのですが、個人的な意見としては冴えない感じがしてなんだか眠たそうな表情をしているためか、大絶賛するほどのものでもないのかなと思います。

 

どちらかというと雰囲気美人のような感じがして、ボクのなかではジェニファー・ローレンスのようなイメージです。

 

James_Bond-Spectre-Lea_Seydoux

多くの方が絶賛している彼女のパープルブルーのドレス姿がそれに値します。

 

見た目はシンプルなドレスなんだけど、シルクのような素材にボディーラインがくっきりと出て着る人を選ぶドレスなんだろうなと思います。

 

それにしても、エレガントなパールブルーがレアの白肌によく映えてて気品ある美しさを感じさせます。

 

そんな彼女が過去に出演した作品は、下記の通りになります。

 

主な出演作品

公開日 タイトル 備考
2006年 Mes copines 日本では劇場未公開
2007年 最後の愛人 日本では劇場未公開
2008年 戦争について 日本では劇場未公開
美しいひと 日本では劇場未公開『美しい人』の題でフランス映画祭2009(第17回)にて上映
2009年 イングロリアス・バスターズ
ルルドの泉で
Plein sud 日本では劇場未公開
2010年 ロビン・フッド
美しき棘 日本では劇場未公開フランス映画祭2011(第19回)にて上映
幻の薔薇 テレビ映画日本では劇場未公開第11回東京フィルメックスにて上映
ミステリーズ 運命のリスボン
2011年 ミッドナイト・イン・パリ
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
2012年 マリー・アントワネットに別れをつげて
シモンの空 日本では劇場未公開『シスター』の題で第19回大阪ヨーロッパ映画祭にて上映
2013年 アデル、ブルーは熱い色
グランド・セントラル
2014年 グランド・ブダペスト・ホテル
美女と野獣
SAINT LAURENT/サンローラン
2015年 ロブスター
Diary of a Chambermaid
007 スペクター

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/レア・セドゥ 

 

こう見ると、日本で劇場公開されている作品は少ないようです。

 

ですが今回『007 スペクター』でボンドガール役として出演したことによって、国内でも知名度は一気に上昇したに違いありません。

 

ボンドガール2人目「ステファニー・シグマン」

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初のメキシコ出身のボンドガールとして出演し、メキシコの伝統的なお祭り「死者の日」で出会う妖艶な美女のエストレラ役を演じています。

 

出番は少ないのですが、美しさを武器にした彼女の存在感は抜群といえます。

 

そんな彼女が一躍有名となった作品は、ドラマ『ナルコス』です。

 

ネットフリックスが制作したオリジナルドラマで、日本では2015年9月に配信されています。

 

内容は麻薬で財を築いた実在の男と麻薬捜査官との社会派ストーリーで、彼女は作中でコロンビア人のレポーターを演じています。

 

シーズン2の制作も予定されていて、ステファニー・シグマンも出演が決まっているようです。

 

テレビでは絶対放送できないインパクト大のこのドラマを見たいという方は、ショッキング映像に耐えられるかどうかよく考えてから見られてください。

 

けして軽い気持ちでは見ないほうがいいですので。

 

ボンドガールのあとは主役の登場ということで、続いてはジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグについて紹介したいと思います。

 

老若男女関係なくこの男に酔いしれる確率120%

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ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの007シリーズを通して必ず思うのが、着こなすスーツ姿が異常にカッコイイということです。

 

そのカッコよさは、歴代のボンド役を演じた俳優のなかでも頭ひとつ飛び抜けてます。

 

今や彼の名前で画像検索するとそのほとんどがスーツ姿の画像というように、ダニエル・クレイグのスーツ姿のイメージは根強いものとなりました。

 

今回も作中でいろんなスーツを着こなしてましたが、その雄姿はボクの目には眩い限りでした。

 

お気に入りはこの3つです。

 

ポスターにもなった白のタキシード

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ブランドは、トム・フォード(TOM FORD)になります。

 

実際に着用していたのは、「TOM FORD ”WINDSOR” DINNER JACKET」です。

 

初代007を務めたショーン・コネリーのスタイルとまるっきり同じ姿でかなり驚きました。

 

世界中のファンもこれを見た瞬間に、きっと血圧が上がったに違いありません。

 

モロッコにてボンドが着用したライトブラウンのジャケットと、カーキのトラウザーズ

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ブランドは、ブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)になります。

 

ベルトもジャケットやトラウザーズ同様ブルネロ・クチネリです。

 

ダニエル・クレイグ本人はこのブランドの大ファンのようで、プレスイベントやプライベートでよく着用しているそうです。

 

シャツはトム・フォードで、靴はアメリカのブランドJ・クルー(J. Crew)のスエードブーツ(Kenton Suede Boots)。

 

ジェームズ・ボンドがローマで着用していたブラックスーツ

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実際に着用していたのは、「TOM FORD “WINDSOR” THREE-PIECE SUIT」です。

 

「WINDSOR」というスタイルで、大きめのピークドラペルとフラップがついた左右のポケットが特徴的です。

 

正面からのアングルは肩をしっかりと見せつつ、胸からウエストにかけて急激に絞ったシルエットがいかにもさまになっています。

 

ちなみにその他シャツやネクタイもサングラスも、ブランドは全部トムフォードになります。

 

ブーツはCrockett & Jonesで、黒のCamberley model。

 

手袋はスカイフォールでも着用していた、黒レザーのDents「’Fleming’ Leather Driving Gloves」。

 

と、どちらもダニエル・クレイグボンドお決まりのブランドです。

 

このときつけていた時計は、オメガの「THE SEAMASTER 300」。

 

本作のために作られた限定品で、カジュアルなNATOストラップを使用しメインフレームには“SPECTRE”の文字が刻まれています。

 

これらスーツ姿がカッコよすぎて、真似したい欲求に駆られてしまうのはもう仕方がありません。

 

だってカッコイイんだもん。

 

そもそも原型が違うっても十分承知しています。

 

が、同じものさえ着れば少しぐらいならボクもダニエル・クレイグボンドに近づける、そう幻想に何度も酔いしれてましたが、肝心のお金のほうが追いつきませんでした。(笑)

 

こんな余興はいらないと思いつつも、もうそろそろこの辺でさいごのまとめといきます。

 

さいごに

ダニエル・クレイグが出演する007をきっかけに、生理的に受けつけなかったのがウソのように逆にこのシリーズのファンになりました。

 

1作目の『007 カジノ・ロワイヤル』も、2作目の『007 慰めの報酬』も、3作目の『007 スカイフォール』も、4作目の『007 スペクター』も、どれもが素晴らしい作品であります。

 

情報によると、ダニエル・クレイグがボンド役を演じるのがこれで最後になると噂されていますが、個人的な思いとしてはまだまだダニエル・クレイグのボンドが見たいという気持ちでいっぱいです。

 

シリーズ最高傑作の本作『007 スペクター』。

 

全人類の方に、ぜひ見ていただきたいおすすめの映画です。

 

今日はここまで!

最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。

また次回もお楽しみ♪

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